就活が辛い、疲れたと思う学生は非常に多い

就活していると疲れを感じることがありますよね。「選考が思うように進まない」「内定が全然出ない」といった経験を重ねると、「自分が社会に受け入れられていないのでは…」とマイナス思考に陥り、落ち込んでくることもあると思います。実はそんな就活生は非常に多いのです。特に多くなるのが、自身の就活が長引いているときや周りが内定をもらい始めたとき。この状態がずっと続くのではないかと不安になったり、辛くなったりするでしょう。周りの友人達が先に就活を終えていくと、取り残された気持ちになったりします。どうしても行きたかった企業の選考に落ちてしまい、悔しくて泣くこともあるでしょう。それでも腐らずに、気持ちを切り替えて前に進まなければいけないのが就活です。


「つらい!」「疲れた!」そんなときには気持ちをリフレッシュさせましょう。疲れたときの対処法や、気持ちを切り替える方法を紹介していきます。


就活に疲れたら実践してみよう5つの行動

・社会人や先輩に相談してみよう

一人で抱え込んでいても好転しません。先輩や社会人の知り合いなど、就活を経験した人に相談してみましょう。なるべく就活をしていた時期が近い先輩であれば、感覚も近いのでより良いでしょう。誰もがスムーズに就活を終えていくわけではありません。それぞれ悩んだり、つらいことがあったりと何かしら苦労した経験があるものです。そんな先輩たちの当時の話を聞くことでヒントを得られるはずです。自分だけじゃないと知ることが、大きな心の支えになったりするものです。

・もう一度、自己分析してみよう

疲れた、つらいと感じるのは、就活が思うように進んでいないからではないでしょうか。そこで考えてほしいのが、志望先があなたに合っているのかどうかです。人それぞれ、企業との相性があります。自分に合っていると思っていた企業や、行きたいと考えている業界よりも、あなたに合っている場所、あなたを必要としている企業があるのではないでしょうか。就活がいつも同じ結果になってしまうとき、改めて自己分析をして、少し視点を変えてみてはいかがですか。


・日本に企業は沢山あることを知ろう

視野を広げることも大切です。就活が終盤になってくると、「もう良い企業なんて残ってない」とか思っていませんか?全くもってそんなことはありません。日本の企業のうち99.7%は中小企業だというデータがあります。就職活動をしていると、聞いたことのある企業や人気企業に目がいきがちですが、そのほとんどはいわゆる大企業でしょう。しかし、誰もが聞いたことのあるような大企業しか知らないのはもったいないことです!日本には魅力的な中小企業や、大きな可能性を秘めたベンチャー企業がたくさんあります。一般消費者には知られていなくても、業界内では知らない人がいない優良企業、創業以来無借金経営を続ける安定企業、独自の技術で実は特許まで持っている企業など、まだ出会っていないだけで探せばたくさん企業が見つかります。


ちなみに、就活は一斉に解禁されますが、その時点でエントリーを開始していない企業も多数あります。半年以上経った頃や、年が明けてから募集を開始したりするのです。企業それぞれに理由があるのですが、老舗企業で新卒採用を初めて行うところも意外とあります。定着率が良いので新卒者を採用していなかった企業が「次世代を担う社員を育てたい。新卒者を迎えられる社内環境が整ったからエントリーを開始した」という話も聞きます。視野を広げてみたらわくわくするような企業が見つかるかもしれません。ぜひ、新しい企業との出会いを模索してみてください。


・思い切って休もう!趣味に打ち込もう!

疲れてモチベーションが低いときは、何をしても効率が上がりません。「他のことをしていても就活が気になる」「就活をしていても覇気がない」という状態は非常に生産性が悪いです。それならばいっそ、一旦就活から離れて気持ちを切り替えてみましょう!友人や恋人と遊びに出掛けたり、一日中ゲームをしたり、漫画を読んだり、スポーツに打ち込んだりして、リフレッシュしてみませんか。いつもは夜中まで就活の資料やパソコンとにらめっこしている人も、早寝して昼過ぎまで寝てしまいましょう。思い切って休む、好きなことに熱中する、自由な過ごし方をして心と体の健康を取り戻してください。社会人になってからも、ストレスを溜め込まないことが大切です。メリハリのある日々を過ごすために、なにかしらのストレス発散方法を持っておくと良いでしょう。


・思い切り、笑ってみよう、就活あるある編

就活での失敗ネタや、みんなこんなことしてない?というものを集めました。就活に失敗はつきものです!失敗や慣れないことを経験して就活生は強くなっていくのです!ただ、嘘をついたり見栄を張ったりするのはオススメしません…。


【自宅編】

・とりあえず片っ端から応募したあとに、これ何の企業だっけ?となる。

・企業名を間違えてメッセージを送ってしまった。

・選考結果が気になって、メッセージボックスの画面で何度も更新ボタンを押す。

・就活序盤は就活ライングループが異常な盛り上がりをみせる。

・終盤になるとみんな牽制し合って盛り上がらなくなる。

・溜まった会社案内を意味もなく色で分けてみる。


【ES・説明会・試験編】

・ESにこれから取る予定のスコアを書いた。

・貴社なのか御社なのか毎回迷う。

・説明会の会場に着いた途端友達が知らない人のフリをする。

・説明会で隣の人にあいさつするのか迷う。

・話しかけてちょっと話が弾んだりすると帰る時どうすればいいか迷う。

・東京で同じように地方からきた学生に会うと親近感を覚える。

・説明会での質問で、「東大の○○です(嘘)」と名乗ってドヤ顔をした。質問もすごく浅かった。

・グループワークの班で飲みに行ったら、みんな意識が高くてびっくりした。

・試験で久しぶりに鉛筆を転がした。

・対策していない適性検査が出てきてむしろ笑った。

・大学のパソコン室で適性検査を受けていたら、横にカップルが来て集中できなかった。


【面接・グループディスカッション編】

・集団面接でみんなサークルの部長だった。そういうわたしも部長(自称)だった。

・グループディスカッションで書記を申し出たけど、自分のメモが読めなくて意見を全然まとめられなかった。

・面接の雰囲気が和やかだったので、聞かれたことに対してつい「そうっすね~」と言ってしまった。

・面接がうまくいかなくて部屋を出た瞬間泣いてしまった。

・帰りのエレベーターを閉めるタイミングがわからなくて、いつもアワアワ言いながら閉まる。

・面接がうまくいった気がしたら、いいランチを食べる。


【その他】

・好きだった企業ほど、落ちたときにムカムカして嫌いになる。完全なやつあたり。

・就活の情報交換会に行ってみたらただの合コンだった。




最後に

就活をしていると、うまくいかないことばかりに感じるでしょう。いろいろな企業から不採用通知が届いて、就活が嫌になるのは非常によくわかります。社会人になっても、うまくいかないことや不安になることなど、誰でも少なからず抱えているものです。就活で苦労すればするほど、経験値が上がってタフな人間になっていけます!苦労して勝ち取った内定ほど、企業に対しての愛着もわくものです。就活は長期戦です。最後まで走り抜くためにも、ところどころで気分転換をしてください。毎日疲れた顔、つらい表情でいるよりも、元気に明るく取り組んだほうがきっといい結果が待っているはずです!