目次

1.企画職とは?

2.企画のインターンでは何をするのか

1.企画職とは?

インターンシップの中で学生に非常に人気が高いのが企画職です。企画と言えばアイデアを出すクリエイティブな面を思い描くと思いますが、企画には、経営企画、商品企画、販売企画、編集企画など、様々な業務があります。
企画のインターンシップでは長期のインターンの場合、商品企画、営業企画、広告、PRや広報といった、企画業務の一部工程を実際に体験することができます。運が良ければ新規事業企画の立ち上げにかかわることができるかもしれません。

企画は単に、凄いアイデア、面白い企画を考え出すだけではありません。もちろん凄いアイデアを考え出すのですが、そのためにマーケティングやリサーチ結果の分析、営業の戦略まで考えたりします。消費者のニーズをキャッチすること、あるいは商品が現状どんな課題を抱えていて、どうすればその課題を解決できるかを考える仕事が企画の仕事です。企画を実行に移すためには社内でのプレゼンなども重要な要素です。企画に説得力、魅力を持たせられるかがポイントとなります。

また、最近はメディアの企画職というポジションの役割も多くなっています。メディアの企画と聞いてピンとくる学生は多くないと思います。Web記事や動画の編集や執筆、あるいは外部のWebライターの人たちに提案する記事の企画を行ったりします。他にもスマートフォンアプリの企画、制作を行ったりします。

企画職に求められる能力としては大きく以下の三点が考えられます。一つ目はマーケティング、リサーチに基づいてお客様に求められているものを的確に捉える能力。二つ目はリサーチ結果を分析し、そこで挙がった現状の課題を見つける能力。さらにはその課題を解決する方法と売れる商品サービスのアイデアを出す能力。三つ目はアイデアをまとめて相手に説得力、魅力を伝えるプレゼン能力。「企画」といっても多岐にわたる様々な能力が必要とされます。



2.企画のインターンでは何をするのか

では、実際に企画のインターンではどんなことをするのでしょうか。



 企画のインターンシップでは、多くの場合、現状の商品やサービスに対して、グループワークを行い、商品・サービス向上のための企画書を作成し、社内でプレゼンテーションをするという流れがほとんどです。もちろん、与えられる課題は各社によって全く違うでしょう。プレゼンテーションの目的は、自分たちのアイデアの魅力を社内の人たちに上手く伝え、企画を実行に移すためです。シンプルな手順に見えますが、経験のない学生がいきなりやると、上司を唸らせることの難しさを体感すると思います。

ただ、事前に何のアドバイスもなく、あるいは実習後にフィードバックのないインターンはあり得ません。インターンではその説得をするための手順を学ぶことができます。企画書を作成する上で、根拠のあるデータによる裏付けが必要となります。また、データを手に入れるためにはリサーチをする必要も出てきます。表計算ソフトやプレゼンテーションソフトを活用することにより、企画書を作るスキルが身に付きます。また、一人で行うのではなく、同じインターン生でグループを作り、グループワークを行っていきます。

このグループワークを体験することは非常に重要です。インターンなら必ずグループワークに対するフィードバックがもらえますので、うまく活用したいところです。就活においてグループワークは避けては通れないといえるでしょう。私の経験では、初めてグループワークを行うとき、いざ始まってみると、うまく意見が出てこない、伝えられないものです。私もそうでした。しかし、就活のみならず、会社で働くとはグループワークのようなものがほとんどです。特に企画職なら毎日行うでしょう。インターンではグループ内でコミュニケーションを重ねて企画を作成し、最後に企画の提案という形でプレゼンを行うことが多いようです。

1dayでも商品企画を体験できるインターンシップもあれば、長期の場合は、企画の立案から実行まですべての工程を任せてもらえる企画インターンもあります。

中にはインターンという名前でありながら、実質的な学生アルバイトを募集しているものもあります。給料も発生し、実際の現場でバリバリ働くことができ、企画の喜びをより知ることができると思います。

企画職の仕事は天から舞い降りた素晴らしいアイデアを生み出すことではありません。繰り返しになりますが、求められる能力は、現状を分析し、お客さんのニーズを調査し、周りを説得して実行に移すことです。企画のインターンでは説得力のある企画書の書き方、プレゼンの仕方を学ぶことができるでしょう。実際にその会社に企画書を拝見する機会があれば、その内容に驚くかもしれません。想像以上に細かいことまで設定されているものです。

企画のインターンシップでは、事前にどんな業務を体験できるのかをしっかりと確認しておきましょう。もちろん、その会社自体についてもホームページで手に入れられる程度で良いので、知識を蓄えてからインターンに参加できる方が好ましいです。

インターンシップを通して、実際に企画職に携わることで、理解が大いに深まると思います。企画職に限らず、リアルの仕事を体験することは就活を進める上で非常に重要です。リアルな企画を体験してみてください。