インターンシップとは「学生が自己の適正を把握する、あるいは仕事の内容を理解するために、在学中に一定期間に企業内で就業体験を行うこと」を意味します。志望企業の働き方・組織の雰囲気など、入ってみなければわからないことばかりの就職前にインターンシップをすることでより早く自分の適正や、やりたかったこと、実力を把握することができる絶好の機会となります。


本記事では、これからインターンシップをはじめる人、はじめたいと考えている人に向け、実際にインターンシップに参加した経験を持つ5名の学生からヒアリングを行い、インターンシップに参加する上で覚えておきたいことをまとめました。


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インターンシップ(インターン)とは?



インターンシップとは「学生が自己の適正を把握する」あるいは「仕事の内容を理解する」ために、在学中に一定期間、企業内で就業体験を行うプログラムです。

日本では多くの場合、大学2年〜3年生を対象にしたプログラムが開催されています。しかし最近では、学年不問のインターンシップも少しづつ増えているため、大学1年生からインターンに参加する学生が増えてきています。

インターンには「短期インターン」と「長期インターン」の2種類がある


ひとくちにインターンといっても、開催趣旨や対象学生はさまざま。大きく分類すると、「短期インターン」と「長期インターン」のふたつの種類があります。これからインターンに参加しようと考えている場合は、まずふたつの違いをしっかりと理解しておきましょう。

短期インターンとは何をするの?


短期インターンとは、開催日程が1日だけの「1dayインターン」や、2日〜2週間程度で行われる「グループワーク型インターン」です。

1dayインターンの内容は、主に企業や業界に関する説明会。社員との座談会や、短時間(2〜3時間)のグループワークやプレゼンテーションが行われています。

いわゆる「就業体験」とは異なりますが、自分で企業研究を行うよりも、より詳しく企業を知る機会になるので、就職活動の準備として参加する学生が多いようです。

一方グループワーク型インターンは、企業説明に加え、4〜5人程度のグループでワークショップが行われています。ここで覚えておきたいのが、グループワークでの活躍が、本採用(新卒採用)につながるということ。事実上の内定が出ることもあれば、就職試験での選考フローが一部免除されることもあります。

企業は短期インターンを、学生に自社を知ってもらう機会と位置付けています。なので、学生の融通が効きやすい長期休暇中に開催されることが一般的です。夏休み中に実施されるインターンシップは「サマーインターン」、冬休み中に実施されるインターンシップは「ウィンターインターン」と呼ばれています。

長期インターンとは何をするの?


長期インターンとは、短期インターンとは異なり、学生時代から企業で働く経験を積み、 “即戦力”として活躍するためのビジネススキルを身につける機会です。いわゆるインターンシップだということができます。

社員の一員として業務に取り組むことが大半なので、短期インターンと比較すると、より実践的なスキルが身につきます。多くの場合は学年不問で、実力やポテンシャル重視。経験を持つ学生であるほど、採用される確率が高くなります。

開催する企業の多くは、ベンチャー企業やスタートアップ企業です。社員数は1名〜100名程度で、規模によって求められるスキルや、行う業務が異なります。傾向としては、企業規模が小さければ小さいほど、求められる技量が高くなり、出勤日数や出勤時間を求められます。しかしその分、実力がつく機会になるため、成長意欲のある学生におすすめです。

インターンシップに参加する意味とは?



インターンシップに参加する意味(目的)は、人によってさまざまです。社会人として働く雰囲気を知るために参加する学生もいれば、学生時代に社会人経験を積むことで、志望する企業から内定をもらえる実力を身につけるために参加する学生もいます。

先に短期インターンと長期インターンで何をするかについて説明したので、それぞれの趣旨を考慮した上で、自分にあったインターンシップを選ぶようにしましょう。

インターンシップとアルバイトの違い


初めてインターンシップに参加する場合、「アルバイトとの違いは何か?」に戸惑う学生が少なくないと思います。事実、そもそもの目的が違いますし、業務にも違いがあります。

インターンとアルバイトの考え方の違い


繰り返しになりますが、インターンシップとは「学生が自己の適正を把握する、あるいは仕事の内容を理解するために、在学中に一定期間に企業内で就業体験を行うこと」を意味します。

一方で、言葉の語源をたどると、アルバイトは「本業や学業のかたわら、収入を得るための仕事をすること。また、その仕事をする人」と定義されています。

もちろんアルバイトでも、仕事の適性を把握したり、仕事の内容を知り、技能を身につけたりすることが可能です。ただ、そもそも「お金を得る手段」なので、「就業体験によって自己理解をする手段」であるインターンとは、位置付けが違うのです。

インターンとアルバイトの業務の違い


アルバイトは多くの場合、業務オペレーションの一部のみしか従事できません。飲食店であれば「ホール」もしくは「キッチン」と役割が決まっており、すでに決められたマニュアルを遂行することが求められます。

一方でインターンは、社会人(正社員)同様に働く機会が得られるので、「マニュアル通り」ではなく「成果を出す」行動が求められます。つまり、目的に対して、比較的自由に施策を考え、遂行することができるのです。

インターンシップはいつから参加すればいいの?



これまでインターンシップは、大学3年次を目安に就職活動を見据えて参加するのが一般的でした。事実、多くの短期インターンは大学3年生を対象にしています。

しかし昨今、その常識が変化しつつあります。短期インターンでも「学年不問」を銘打ったプログラムが増えてきていますし、長期インターンの普及により、大学1年生からインターンシップに参加する学生も増加しています。なので、一概に「この時期から参加すればいい」ということは、断言できなくなってきているのです。

ただ「インターンシップ経験者が就職活動で優遇される」動きも出てきているので、「大学3年生になるまでインターンをする必要はない」ということが言えなくなってきています。

サイバーエージェント(CA)のインターンシップは?


学生から人気の高いインターンシップとして挙げられる、サイバーエージェント。

執行役員で新卒採用の責任者の石田裕子さんは、「長期インターンを特に推奨しているわけではありませんが、インターン経験者は、3年生の3月にようやく動き出す学生に比べれば意識が高く、行動力があるのは確かです。実際のビジネスの感覚に触れてきたか、そうでないかの違いも大きいです」と 話しています

Loco Partners(Relux)のインターンシップは?


月間100人以上の応募が殺到する人気のインターンシップを開催するLoco Partners(Relux)に参加する学生さんは、雑誌『AERA』のインタビューで、「アルバイトと同じくらいの時給で同じ時間を使うなら、アルバイトよりも格段に学びが多い長期インターンを選ぶ。それは周囲の学生の間でも、もう常識になっています」と 話しています

以上の事例からも、短期・長期を問わず、動き出しを少し早めに設定した方がよいことが分かります。「優秀な学生ほど動きが早く、インターンシップ(就労体験)で企業と接触し、水面下で選考が始まり、一部はすでに内定を得ている。あるいは面接が始まっており、就活解禁後の合説には来なくなる」との 報道 もあるあため、「動き出すのが遅かった」と後悔しないよう、しっかり情報収集をし、キャリア形成の準備をしておきましょう。

インターンシップからそのまま就職できるって本当?


最近は面接・内定時期の前倒しが加速していて、早期に内定を獲得している学生が増加しています。その6割超が、「インターン参加企業からの内定」を獲得しているパターンです。

短期インターンの多くは選考に直結していますし、長期インターンは、活躍して「自社に合っている」と思ってもらえれば、早期に内定をもらえる可能性があります。

インターンシップに参加する必要性はあるの?

インターンシップに参加する必要性は、必ずしもありません。インターンシップ経験のない学生でも、就職活動で内定を獲得している学生はたくさんいます。

ただ、繰り返しになりますが、「インターンシップ経験者が就職活動で優遇される」動きが出てきています。インターンシップの参加経験が武器になることは間違いありません。

インターンシップに受からない場合はどうしたらいいの?


インターンシップに受からない場合は、「なぜ受からないのか」を一度考えてみましょう。短期インターンの多くは選考に直結しているので、受からない場合、そもそも選考対象ではないとみなされている可能性が高いです。

自分の実力や実績、やりたい仕事の方向性などを再度考え直してみたほうがよいかもしれません。すると、自分に合ったインターンシップを見つけられるはずです。

長期インターンは、そもそも内定率が10%程度なので、受かるのが容易ではありません。また多くの場合、内定がもらえない原因は、出勤日数がネックになっています。授業やアルバイト、もしくはサークル活動を優先している学生は、なかなか内定がもらえません。

加えて長期ターンの場合、企業は今後戦力になるであろう人材を採用したいと考えています。つまり、キャリア意識の高い学生たちが選考対象です。しっかりと面接対策を練らないと、内定を獲得するのは困難でしょう。

もし「なかなか受からない」という悩みを抱えているのであれば、キャリアコンサルタントが実施する無料の相談会に足を運んでみましょう。


インターンシップの断り方は?


日程が被ってしまったり、複数内定を獲得した場合、インターンシップを断らなければいけないこともあります。「どうしたらいいの?」と悩んでしまう学生さんが多いと思いますが、結論から申し上げると「断っても大丈夫」です。

企業側も、インターンシップにはキャンセルがつきものだと思っています。インターンシップは、志望職種や志望会社を決める重要な機会です。その事実を理解してくれているので、丁寧な申し入れさえすれば、理解してくれます。

しかし、キャンセルの連絡は少なくとも前日の営業時間まで行いましょう。システム上で可能であれば、案内に従ってキャンセルの手続きをしてください。もし連絡が必要な場合は、電話、あるいはメールで断りの連絡をしてください。

インターンシップの電話の断り方(例文)

お世話になっております。
◯◯大学◯◯学部の◯◯でございます。

せっかくご案内いただいたにもかかわらず、誠に恐縮ではございますが、今回はインターンシップの申し込みを辞退・欠席させていただきたく存じます。 

(断りの理由)

大変ご迷惑をおかけし、恐縮ではございますが、ご容赦ください。
失礼いたします。
電話の流れは、まず身分を名乗り、担当者につないでもらって、用件を伝えることです。メールで済ますこともできなくないですが、まずは電話で連絡を入れるのが社会人としてのマナーです。

インターンシップのメールの断り方(例文)

株式会社 ◯◯
インターンシップご担当者様 

お世話になっております。◯◯大学◯◯学部の◯◯でございます。 

この度は、インターンシップのご案内ありがとうございました。 

せっかくご案内いただいたにもかかわらず、誠に恐縮ではございますが、 一身上の都合により今回のインターンシップの申し込みを辞退・欠席させていただきたく存じます。
 
貴社には、大変ご迷惑をお掛けすることとなりますが、ご容赦のほどよろしくお願い申し上げます。 

署名
メールで連絡をする前に、まずは電話をすること。その後、改めてメールを送るようにしましょう。その際は「先ほどお電話にてご連絡をいたしましたが」と添えておくと丁寧です。

インターンシップの給料・交通費は?


インターンシップには、給料の支払われない「無給インターン」と、給料が支払われる「有給インターン」のふたつの種類があります。基本的に、参加日数が1日〜2週間程度の短期インターンは無給であり、長期インターンは有給です。その違いについて、ご説明します。

短期インターンは給料なし


短期インターンは基本的に、給料が支払わせません。なぜなら、短期インターンの主たる開催目的は「自社のPR」や「学生の囲い込み」であり、いわゆる選考を目的にしているので、会社の利益につながる労働(=実務作業)を課さないからです。 

しかし、遠方から参加する場合は、交通費や宿泊費が支給されるケースがあります。参加する際は、事前にインターンの詳細を調べるようにしておきましょう。

長期インターンは給料あり


長期インターンは基本的に、給料が支払われます。こちらは短期インターンとは逆で、会社の利益につながる労働(=実務作業)に従事するからです。

また、多くの場合交通費が支払われます。企業によって月の上限額が変わるので、応募する前に調べておくようにしましょう。

有給インターンの給与体系


有給インターンの給与体系は、基本的に時給制です。また、時給の平均は1,000円です。企業によっては2,000円の高給インターンもありますし、都道府県別に定められた最低賃金の場合もあります。そのほか、業種によってはインセンティブが支払われることもあります。

時給制ではない場合、日給制もしくは月給制です。しかしここで注意したいのは、固定給で契約した場合、労働時間に対して支払われる給与が最低賃金を下回るケースがあることです。

ごく稀に、最低賃金のルールを守っていない企業や、そもそも給与を支払わない企業が存在します。それらの多くは「悪徳インターンシップ」です。「やりがいがあるから」「学生がなかなかできない経験ができるから」と説明されることもありますが、そうした企業が学生のためになるインターンシップを提供しているケースは、まずあり得ないと考えてください。

インターンシップの志望動機はどう書けばいいの?



短期であれ、長期であれ、インターンシップに参加する際は、多くの場合「志望動機」が求められます。

エントリーシートに書くこともあれば、面接の際に聞かれることもあります。ポテンシャルがあり、高いスキルを持っていても、志望動機がちぐはぐしていると、不採用になることがあるため、書き方(伝え方)はしっかりマスターしておきましょう。

結論からいうと、インターンシップの志望動機は「企業が求める人物像と合致しているか」で判断されます。

スキルを持った学生を求めている企業には、自分が高いスキルを持っていて貢献できることを。自社に合う雰囲気の学生を求めている企業には、考え方や働き方などがマッチしていることを伝えると、採用される確率がグッと高くなります。


インターンシップの服装・髪型の注意点


インターンシップの服装は、企業が指定するものです。「スーツだから良い」「カジュアルだから悪い」といった二元論的な考えは間違いです。ただ、あまりにカジュアルな服装は適さないケースも存在します。

大企業で行われる短期インターンの服装・髪型


主に大企業が行う短期インターンは、いわゆる選考の一部です。スーツの指定がない場合は、もちろんスーツを着用する必要はありませんが、あまりにカジュアルな服装は避けましょう。就職活動につながっていることを考えれば、本番を意識した格好をすべきです。

最近では「カジュアルな服装でお越しください」「私服でお越しください」といった指定がされるインターンシップが増えましたが、その際に求められている服装は「オフィスカジュアル」です。つまり、デニムにTシャツといったあまりにラフな服装は適していません。

また、髪型もあまりに派手な色は避けるべきでしょう。いわゆる大企業には、金髪で働いている社員さんがいないように、相手に合わせた髪色を意識するようにしてください。

ベンチャー企業で行われる長期インターンの服装・髪型


主にベンチャー企業・スタートアップが行う短期インターンでは、そこまで服装や髪型に厳しいものはありません。ベンチャー企業の中で働く社員さんもラフな服装をしている場合が多いので、スーツで足を運ぶと逆に浮いてしまうこともあります。

とはいえ、面接時にラフすぎる服装をするのはご法度。服装や髪型は第一印象を決める大きな要素なので、「一緒に働きたい」と思ってもらえるよう心がけましょう。



インターンシップのお礼状の書き方


インターンシップが終了すると、お礼状を書く学生が多くいます。「書かなければいけない」という義務はありませんが、感謝を伝えたいと考えているのなら、SNSかメール、もしくはお手紙を送るといいでしょう。

事実、企業はインターンシップを開催するために、多くのの費用や人員を確保しています。もちろん「自社に興味を持ってもらいたい」という意図がありますが、学生にとっても大きなメリットがあることは間違いありません。

最近では、大学側から学生に「インターンシップに参加したら、必ずお礼状を出すように」と指導することが多いようです。

お礼状の形式は、SNS、メール、手紙の3つです。数多くの学生が参加する1dayインターンでわざわざ手紙を書く必要はありませんが、SNSもしくはメールで簡単なお礼を伝えると丁寧です。

人事の方と接点を多く持つグループワーク型インターンや、社員さんと密に働く長期インターンが終了したときには、手紙を書くのもおすすめです。何より一番気持ちが伝わるので、「真摯な学生だな」とアピールすることにもつながります。

手紙のお礼状の書き方(例文)



手紙で送る俺以上の内容は順に、前文、主文、末文、後付の4要素から構成されます。

前文では「頭語」と「時候の挨拶」を。次は時候の挨拶から1行分空けて、主文を書きましょう。末文では「結びの挨拶」と「結語」を書き、後付けには日付、署名、先方担当者の名前を書きます。

メールのお礼状の書き方(例文)



メールで送るお礼状の内容は宛先、文頭の挨拶、本文、文末の挨拶、署名の6つです。

人事の方は何通もお礼状を受け取るため、まずは自己紹介から。文頭で挨拶をしたら、本文にインターンの感想や学び、今後の目標などを書きましょう。ここでの内容が他者との差別化になります。自分の課題や改善点を具体的に盛り込めば、より内容の濃いお礼状になるでしょう。

SNSのお礼状の書き方(例文)


SNSでお礼状を送る場合も、メール同様の内容で構いません。ただ、深夜や早朝にメッセージを確認しないように、送る時間には気をつけましょう。比較的忙しくない、お昼休みの前後(正午)や就業時間付近(夕方ごろ)がおすすめです。

インターンシップの先輩たちの体験談


これからインターンに挑戦しようと思っている皆さんに向け、すでにインターンを経験している先輩のメッセージをご紹介します。

慶應大学・岡根歩美さん


社会に出た瞬間は、“市場価値ゼロからのスタート”です。新卒であれば、大学名で優遇されることはあるかもしれませんが、年齢を重ねれば、大学の偏差値や過去の実績にすがるわけにはいきません。

これからの時代、周囲から頭一つ抜けだすために重要なことは、「社会人ゼロ年目と言われる学生時代に、どれだけ社会経験を積めるか」だと思います。

インターンは受験でいう模試のように、社会人としての実戦練習を重ねる期間。社会に対する理解を深め、自分の価値の活かし方や輝かせ方を鮮明にすることができます。—— 慶應大学・岡根歩美さんインタビュー

早稲田大学・三橋侑里さん



「何ができるかではなく、何をしたいか」でインターンを選んでほしいです。自分の好きなこと・興味のある仕事であれば、多少辛いことがあっても乗り越えられますし、楽しんで取り組むことができます。逆に知名度などで選んでしまうと長続きせず、インターンの意味がありません。

好きなこと・興味のあることが分からない人は、まず自己分析をしてみてください。たとえば「普段何に時間を割いているか」など、自分の生活を客観的に分析すると見えてくると思います。

インターンという選択をした過去の自分に感謝する日が必ず来るので、ぜひみなさんも挑戦してみてください。—— 早稲田大学・三橋侑里さんインタビュー


早稲田大学・白井綾香さん



まずは、自分の欲求に素直になり、行動し続けてほしいです。「やりたいことが見つからない」「好きなことがわからない」と悩んでいる大学生は特に。

というのも、自分のやりたいこと・好きなことは、行動しなければ見えてこないからです。行動もせずに「やりたいことが見つからないんだよね」と踏ん反り返って主張するのは、言語道断。イベントに足を運ぶ、長期インターンに参加するなど、どんな形でも構いません。とにかく行動してください。

また行動する前から、行動した後の失敗を不安に思う人がいますが、それって意味ないですよね。考えたところで、正解なんて分からないのです。そんなことに時間を使うのであれば、何も考えずに飛び込みましょう。
—— 早稲田大学・白井綾香さんインタビュー


インターンシップの始め方(探し方)



自己分析からはじめる


インターンシップを始めようと思ったら、まずは自己分析をしてみましょう。ひとくちに「インターンシップ」といっても、業種や職種はさまざま。選択肢がたくさんあるので、自分の判断基準を定めないと、いったいどのインターンシップに参加すればいいのか分からなくなってしまいます。

インターンシップを始める際に「みんなが行っている企業にしよう」と安易に選んでしまうと、参加することが目的になってしまい、本末転倒です。また、目的が明確では無い学生は、選考を突破できる可能性が低くなります。

面接では志望動機や将来について尋ねられることも多いので、自己分析をするときは「なぜインターンシップに参加するのか」はもちろん、「インターンシップでやりたいこと」「インターンシップ身に付けたいスキル 」なども明確にしておくことをおすすめします。

Webサイトでインターンシップを探す


自己分析が終わり、なんとなくやりたいことや働きたい企業(業種・職種)が決まったら、求人サイトか企業のホームページからインターンシップに申し込みましょう。

求人サイトには、たくさんのインターンシップが掲載されています。ただ、全てを確認するのはあまりに時間がかかるので、自己分析の結果から自分の希望条件に絞って検索するのがおすすめです。条件の絞り方は、業種別、職種別、企業規模別、勤務条件別で考えるとスムーズです。

長期のインターンシップを探されている場合はInfraの利用をおすすめします。
長期インターン求人サイトInfraでインターンを探す >>>

インターンシップをアプリで探す


新着のインターンシップや、人気のインターンシップはすぐに募集が埋まってしまいます。事前にアプリをダウンロードして、求人を見逃さないようにしましょう。「備えあれば憂いなし」です!


インターンシップのまとめ


以上が、インターンシップをはじめる前に覚えておくべきことです。

短期・長期の形式によってプログラムが違いますし、企業や職種によってやることが大きく違います。なので、事前に自己分析を行い「なぜやるのか?」という目的を明確にしておくようにしましょう。