(目次)
・インターンの種類ごとの特徴と選び方
・何社インターンは受けているか?
・インターンの見つけ方
・無料のインターンの相談会
・まとめ


就活のために、インターン/インターンシップに参加する大学生、さらにインターンを行う会社が年々多くなっています就活は、最も大学生活の中において大きな規模で、最大限にプレッシャーもかかるものでしょう。インターンに参加して、この就活に失敗しないようにしようと考えた際には、何社受ければいいかと悩む就活生も多くいるのではないでしょうか。 ここでは、インターンの種類ごとの特徴と選び方、何社インターンは受けているか? インターンの見つけ方、無料のインターンの相談会、についてご紹介しましょう。

■インターンの種類ごとの特徴と選び方

インターンとは、基本的に、「職業体験」という実際に会社の中に大学生が入って、社員が実施する仕事を経験することです。インターンの内容は、実施する会社によって違ってきますが、大きく分類すると、短期インターン、長期インターンに分けられます。 ここでは、短期インターンと長期インターンの特徴などについてご紹介しましょう。

●短期インターンの特徴

短期インターンは、短い場合は1日、長い場合でも1週間くらいです。ほとんどの場合は、本格的に就活がスタートする大学の3回生の前の夏や秋のシーズンに実施されます。インターンと言われるのは、一般的に短期インターンを言うことが多いようです。 長期インターンと比較して短い期間であるため、経験を実際に積み重ねるというよりは、会社のことを十分に把握したり、業界のシステムを掴んだりするなど、業界研究や企業研究のために利用する方がいいでしょう。参加する日が重なっていなければ、短期インターンにさまざまな会社で参加して、それぞれの会社の仕事の魅力や特徴を比較することができます。 長期インターンに比較して、参加できる期間が限られていますが、いろいろな仕事や業界の特徴を気軽に把握できる効率のいい学習の場です。自分の志向性によってインターンを選択するのがいいでしょう。

●長期インターンの特徴

長期インターンは、ほとんどの場合、長期間の1ヶ月以上を目安に実施されるものです。目安としては1ヶ月以上ですが、参加する期間の上限をほとんどの会社は特に設けていなく、無期限に大学生であれば参加できます。また、募集についても、大学院生・大学生であれば参加できるようなところが多いため、大学に入ったばかりの1回生からでも参加できるということも特徴です。インターンに参加している際は、有給インターンのように給料が発生することも多いので、アルバイトのような感じで参加できます。長い実施期間になるほど、インターン生が実施する仕事の幅も拡がっていき、その会社の戦力になるチャンスがより多くなってきます。そのため、世の中に出た際のために、実務経験を積み重ねるのに最も適しているでしょう。 このような体験は、実際の就活の際に学生時代に努力したことや自己PRとして利用が必ずできるものです。インターン先の会社から、「卒業すれば自社に入って欲しい」とスカウトを直接されることも場合によってはあるでしょう。一生懸命インターンに取り組むほど、メリットとして享受できるものは大きくなります。
しかし、長期インターンの場合は、会社に1週間に数日は通うということで、腰をじっくりと据えて実施する必要があるので、インターンをいくつかかけ持ちしたり、並行して別のアルバイトや部活動、サークル活動などを行うのは体力を相当使います。 十分に取捨選択して、インターンにアルバイトの代わりに参加しながら、部活動よりも気軽にサークル活動を行うというように、しっかりとバランスを大学生活ととることが大事でしょう。

■何社インターンは受ければいいか?

では、実際に何社インターンは受ければいいのでしょうか?ここでは、短期インターンと長期インターンの場合に、インターンを受ける会社数についてご紹介しましょう。

●短期インターンの場合

短期インターンの場合は、正直言って、選考に通過する率が会社によって非常に変わるので、一律に何社以上受ければいいと言いにくいのが実際です。インターンとしては、応募さえすると先着順で参加できるものや、非常に難しい1%の通過する率というようなものもあります。
しかし、短い開催期間である分、選考する時間も多くの場合は短いので、興味がある会社があれば何社かまず応募して、通過しなければ次の会社を探す、というような方法がいいでしょう。いずれにしても、就活と同じように、必ず通過するとは限らないため、第一志望の他にも、第二志望や第三志望を考えておくことが大事でしょう。

●長期インターンの場合

長期インターンの場合は、選考を通過しなければ実習に参加できません。選考する内容は、面接や書類、グループワークなど、少し会社によって違っていますが、通過する率の平均的なものは20%くらいと言われています。このようなことから、5社は最低でも受けておく方がいいでしょう。人気がある会社のインターンなどは、多くの志望者もあり、インターンの内定を得るのは非常に困難でしょう。また、掛け持ちでいくつものインターンを行うのは実際にはできないので、自分が志望する会社や志望する仕事、マスターしたいスキル、などというような指標を、ある程度持ってから受けるのがいいでしょう。

●内定をいくつか得た場合は辞退もできる

しかし、いくつもの会社を受けた場合は、同じようにな時期にいくつかの会社から内定を得ると困るでしょう。当然ですが、時間や日程の都合が合えば、いずれも参加するといいでしょうが、実際にはなかなか難しいでしょう。 内定を得ていても、このような場合は辞退しても全く問題ありません。学生を会社側が選択できるのは当然ですが、学生側も会社を選択することができます。辞退自体が、今後の就活に良くない影響を与える場合はないため安心しましょう。しかし、注意する必要があるのは、辞退する場合は連絡を必ずすることです。辞退するための連絡は、それほど気持ちがいいものではありませんが、会社としても辞退を連絡されることによって、新しく採用したりすることができます。辞退する場合は、早めにしっかりと連絡をしておきましょう。

●まずはインターンに参加する

ここでは、何社インターンは受ければいいか? についてご紹介しました。一般的な世の中の認識としては、間違いなく、就活がインターンに参加すれば有利になります。そのため、まずはインターンに参加することを目指して、会社の選定と応募をしっかりとアクションしましょう。インターン参加すれば、自分が希望するのはこのような仕事ではないと初めて分かる場合もあるでしょう。このことも間違いなく大事なことであるため、自分の今後の進路を決めるためにも、積極的にインターンに参加しましょう。


■インターンの見つけ方

就活で成功するためには、インターンが大切です。しかし、自分に適したインターンはなかなか見つからないでしょう。インターンの募集の案内を見ても、会社ごとの違いがあまりよく分からないと言うような意見がよくあります。大学生の場合は、実際の仕事の体験がないため、インターンの募集の案内から会社の特徴や仕事の内容を想像するのが困難であるのはやはり仕方がないでしょう。しかし、会社を選択する際の基準が自分の中で分かっていると、インターンの見つけ方に悩むことも少なくなるでしょう。ここでは、インターンの見つけ方についてご紹介しましょう。

●業界から見つける

すでに興味がある業界が決定している場合には、業界からインターンを見つけるのがおすすめです。就活において高い人気がある、広告やコンサル、金融などの業界のインターンに参加することもできるため、その業界の経験面と知識面でインターンを通してライバルを大きくリードすることができます。仕事をしながら業界の研究が自然にできるのも、業界からインターンを見つけることのメリットです。



●職種から見つける

インターンに参加する際に、やってみたいことや経験を何かしてみたいことがある場合は、職種からインターンを見つけるのがおすすめです。
例えば、やってみたいこととしては、
・営業マンの場合は、営業力を圧倒的にマスターする


・エンジニアの場合は、JAVAのスキルを誰よりも高くする

 

・ライターやマーケティングの場合は、アフィリエイトの流行のものの知識をマスターする

 

などが挙げられます。
検索キーワードでそれぞれ調べてみれば、関心があるインターンが見つかるでしょう。

●規模から見つける

仕事の仕方が、インターン先の会社の人数によって違ってくることもあります。社員やインターン生が多い会社で仕事を切磋琢磨しながらしたい場合や、裁量を持って少ない人数の会社で仕事をしたい場合など、志向は大学生によっていろいろでしょう。インターンと一言で言っても、仕事の仕方はインターン先の会社によっていろいろです。規模からインターンを見つけることは、一つの方法として把握しておきましょう。

●勤務条件から見つける

勤務条件からインターンを見つけることは、特に大学の1回生・2回生や授業がまだ多くある3回生・4回生におすすめです。業種や職種がいかに魅力的ということでも、勤務時間や勤務日数などの条件をクリヤーしなければインターンには参加できません。大学の1回生・2回生の中にはまだ授業が多い場合はもあるため、インターンとして長期間の週3日以上のものに参加するのは困難な場合も多くあるのではないでしょうか。このような場合は、インターンとして週に1日〜2日から参加できるものや、土日でも参加できるものを見つけるのがおすすめです。当然ですが、最低限の基準としては、インターンと大学の授業を両立することです。

●資格から見つける

特定の試験や資格に役立つインターンも中にはあります。例えば、社労士事務所や税理士事務所でのインターンなどが挙げられます。簿記を現在勉強している場合や、税理士に将来なりたい場合は、非常に条件がいいインターンです。というのは、お金をインターンでもらいながら税理士の資格の勉強ができるためです。これ以外にも、公務員を希望する人におすすめのものや英語力がアップするものなどがあり、勉強を現在している場合の参考になるインターンは多くあります。

●趣味から見つける

自分が好きな仕事ができれば、とにかく職種はどのようなものでもいいと言う場合は、趣味から見つけるのがおすすめです。例えば、スポーツや写真、語学、映画など、仕事に趣味を活かせるインターンも少数ですがあります。会社の見つけ方が分からなければ、インターンを自分の趣味で見つけるのも方法の一つでしょう。

●インターンの見つけ方が心配な場合

このようなインターンの見つけ方では、どのようなインターンが自分には適しているか分からないような場合もあるでしょう。当然ですが、会社を自分が選択する基準が本当に適しているか自信がない学生もいるでしょう。このような場合は、他の人に思い切って相談するのがおすすめです。客観的な第三者であれば、自分でも分からなかった適性を教えてくれるかもしれません。無料のインターンの相談会もあるため、決心がどうしてもできない場合は参加してみましょう。プロのコンサルタントであるため、適したインターン先を紹介してくれるかもしれません。

●まずは行動してみる

ここでは、インターンの見つけ方についてご紹介しました。大学生は、まだ社会での経験も仕事の経験もないため、どのようなインターンが自分に適しているか、当然ですが、分からないでしょう。どのような基準で会社を選択するといいかは、はっきりと見極めることが困難でしょう。そのため、あまり悩み過ぎないで、ちょっとでも興味がある会社があれば応募を気軽にしてみましょう。インターンに実際に参加してみると、社会人のマインドや仕事の分からないことなど、多く得るものがあります。悩み続けているうちに、時間的にインターンをスタートするために余裕がなくなれば、非常に損をします。そのため、いつまでも悩んでいないで、まずは行動してインターンに参加してみましょう。もしインターンに失敗した場合でも、次のインターンに失敗した経験を活かすようにしましょう。

■無料のインターンの相談会 

●無料のインターンの相談会とは?

では、無料のインターンの相談会とはどのようなものでしょうか?無料のインターンの相談会は、プロのコンサルタントがインターン生に適した会社選びから、ES対策・面接対策のノウハウをアドバイスしてくれたり、フルにサポートしてくれたりします。全く料金はかからないため、心配なく参加してみましょう。インターンの募集サイトでは、学生の一人ひとりをしっかり選考に通過させるために、プロのコンサルタントが無料のインターンの相談会を開催しています。なお、インターンの募集サイトが紹介しているものは、全て有給のものです。

●無料のインターンの相談会をおすすめしたい大学生

無料のインターンの相談会をおすすめしたいのは、次にご紹介するような悩みを持っている大学生です。
・インターンが初めてで、自分に適した職種や会社が分からない大学の1回生〜4回生・大学院生
・求人情報のみでは違いがどのようにあるか分からないので、インターンのおすすめのものが知りたい
・面接を通過しない恐れがあるため、内定を得るためにES対策・面接対策をサポートして欲しい
・インターンの選考を通過するためのノウハウ・テクニック・心構えが知りたい
・スキルアップをさらに目指す高いレベルのインターンを見つけたい

●無料のインターンの相談会のメリット

無料のインターンの相談会は、次にご紹介するようなメリットがあります。
・プロのコンサルタントが通過するまでフルにサポートしてくれる
・インターンとして紹介してくれるものは全て有給であるため、アルバイト代わりになるものが見つかる
・求人情報のみでは把握できないような会社の秘密情報が把握できる
・プロのコンサルタントが直接ES対策・面接対策を行ってくれるため、面接に通過する率がアップする
・インターンとして自分が参加したいものややりたいことがはっきりする

●無料のインターンの相談会の内容

無料のインターンの相談会の内容は、次にご紹介するようなものです。
・インターンに関する説明
・インターンはどのようなものに参加したいかの相談やヒアリング
・自分の希望にマッチしたインターン先の会社の紹介
・プロのコンサルタントによるES対策・面接対策
・悩みや質問の相談

■まとめ

ここでは、インターンの種類ごとの特徴と選び方、何社インターンは受けているか? インターンの見つけ方、無料のインターンの相談会、についてご紹介しました。インターンに参加する際には、何社受ければいいか迷うのではないでしょうか。このような場合は、就活で成功するために、ここでご紹介したようなインターンの選び方などをぜひ参考にしましょう。また、どうしても自分でどのようなインターンがいいか分からない場合は、無料のインターンの相談会などを利用してみましょう。