就活生の中には、インターンシップに参加してみようと考えている方は多いと思います。インターンシップに応募すると選考が行われることもあり、全員が確実に参加できるとは限らない場合があります。そのようなとき、どうしてもそのインターンシップには参加しておきたいという思いがある場合もあるでしょう。本選考で少しでも有利になるためにも志望する企業や業界のインターンシップへの参加はしておきたいところです。それでは、インターンシップ選考で有利になるためにはどのようなことが必要なのでしょうか。ポイントを知って上手くインターンシップ選考を乗り越えてください。

企業のインターンシップ担当者は何を見ている?

 インターンシップ選考で初めてエントリーシートを書いたり面接を受けたりするという就活生は多いと思います。初めてそのようなことを行うとなると、どこから対策をしたら良いのか何もわからないという就活生も少なくはないはずです。しかしながら、何もせずにエントリーシートを書いたり面接を受けるというのは危険だと考えていると思います。そのような場合に、上手くいくためのポイントとしては、企業のインターンシップ担当者はどのような点を見て選考を進めているのかということを知っておくことです。相手が判断する部分を知っておけばそこを中心に対策をすることで選考が有利になるでしょう。

まずは自己分析がしっかりとできているかどうか!

 インターンシップ選考でも今後の本選考でも大切なことがあります。それは、しっかりと自己分析をすることです。自分のことは自分が一番よく知っているから後回しでも大丈夫ではないかと考える就活生も多いかもしれません。しかしながら、多くの応募者がそのように考えている中で深い部分まで自己分析をできているとそれだけでかなり好印象ですし有利になることができます。エントリーシートを書く前や面接を受ける前にはぜひともしっかりと自己分析を行ってみてください。
 自己分析はできるだけ深く具体的に行っていくことで自分の役に立つ分析ができますし、他の就活生との差別化にも繋がります。どのようにしたら良いのかわからないという場合は、まずは過去のエピソードを具体的に振り返ってみてください。どのようなことが起きてどのようなことを感じたのか、どのようなことに取り組んでどのような結果が出たのか、それはあなたを分析するのにとても役に立つ判断材料となります。そのような実際にあったエピソードから自己分析を進めることによって、自分らしさのあるものができあがるでしょう。そのような自己分析ができていると、インターンシップの選考でも有利に進むことができます。

企業研究の深さで熱意や志望度を示すことが大切!

 また、自己分析以外にもやっておく必要のあることがあります。それは、企業研究やインターンシッププログラムの研究です。これらはエントリーシートの提出や面接が必要になったときにかなり役に立ちます。企業研究やインターンシッププログラムの研究を深いところまで行っておくことによって、あなたのインターンシップへの熱意や志望度の高さを示すことができるのです。企業側としてもどうせ開催するのであれば、熱意があったり志望度の高い学生にきてもらいたいと考えています。したがって、それらをアピールすることでインターンシップ選考が有利に進んでいくといえるでしょう。
 どのように研究をしたら良いのかわからないという方も多いと思います。悩んだ場合はまずは基本的な情報について調べてみて、その中でも自分がどこに興味や関心を持っているのかを確認してみましょう。まずはそこから深く掘り下げていき、次にそれに関わる場所を掘り下げるというように、少しずつ範囲を広げていくことでわかりやすく研究ができると思います。いかに他の就活生も研究していないようなところまで考えることができているのかをアピールできるかが、インターンシップ選考の鍵にもなります。この企業研究の経験は今後の本選考でも大いに役に立つものなので丁寧に行って慣れておきましょう。ここでかけた時間は決して無駄なものにはならないと信じて、頑張って行うようにしてください。

インターンシップに参加できるように頑張ろう!

 以上のように、インターンシップの選考を有利にするために知っておいたほうが良いことはいくらかあります。初めてのことでどこから手を付けたら良いのかわからないために困っていたという就活生も、まずは自己分析や企業研究から始めてみてください。これらのことは、インターンシップの選考はもちろんのこと今後の就職活動でもとても役に立ちます。本選考の時期になる前に、インターンシップ選考という早い段階から自己分析や企業研究をしっかり行った上でエントリーシートを書いたり面接を受けたりすることは非常に自分の役に立つはずです。行きたいインターンシップに参加させていただけるようになるためにも頑張ってみてください。