無事にインターンシッププログラムを終えて、一安心しているインターン生も多いと思います。企業で働いている社会人の方々からたくさんのことを学ばせていただいたり、実際に就業体験をさせていただいて得たものは多いはずです。インターンシップでお世話になったことに対しての感謝の気持ちを伝えたいインターン生は少なくないでしょうが、どうしたら良いのかわからない方も多いかもしれません。お礼状を送るという話を今までに聞いたことがあり、やってみたいという方もいるでしょう。今回はそんな、インターンシップ後のお礼状の正しい書き方について考えてみましょう。

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目次









1.インターンシップ後にお礼状は出すべき?

インターンシップでたくさんお世話になったのは事実ですが、わざわざお礼状を出すのは大げさではないかと悩む方も多いかもしれません。しかしながら、インターンシップを開催するにあたって企業側は非常に大きなコストや社員の方々の時間を費やしてくださっています。わざわざそのような機会を設けてくださったことに対しての感謝の気持ちをお礼状にして伝えるのは良いことだと考えられます。

近頃は大学でもインターンシップに参加した学生にはお礼状を出すことを伝えている場合も多く、お礼状は一般的な手段となっています。そのような場合、自分以外のインターン生がみんなお礼状を出していたとすると一人だけお礼状を出していなかったということにもなってしまいます。今後の本選考のことも考えるとそのような状況はあまり良いとは言い難いものです。感謝の気持ちを伝えるためという理由が第一ではありますが、今後の就職活動のことを考えてもやはりインターンシップ後のお礼状は出したほうが良いと言えるでしょう。

また、1dayインターンシップでも出したほうが良いのだろうかと悩むインターン生もいると思います。確かに長期間に渡るインターンシップよりはお礼状を出す学生は減ると思いますが、1dayインターンシップでも出したほうが良いといえます。なぜなら、一日だけだから感謝しなくても良いわけではないですし、もしも出す人が少ないのであればそれだけでかなり他のインターン生よりも今後の本選考においてリードできる可能性が高いためです。

出すと決めたらすぐにでも出したほうが良い!

インターンシップを終えてからその感謝の気持ちをお礼状にして伝えると決めた場合、そこからはできるだけ早く出せるように努力しましょう。丁寧に時間をかけてお礼の言葉を考えたいという気持ちももちろんわかるのですが、インターンシップから時間があいていない方が本当に感謝しているのだなと企業のインターンシップ担当者の方も考えてくれる場合が多いです。しっかりとお礼状の書き方を知って、スムーズに出せるようにしておきましょう。

お礼状を出すことでどんなメリットがある?

インターンシップを終えてから感謝の気持ちをお礼状にすることは、人としてや社会人としての礼儀という意味では非常に重要です。
しかしながら、インターン生にとっては送るという行動そのものもメリットとなりえます。企業側の担当者に自分は礼儀がある人間であるというアピールができますし、インターンシップを終えて途切れていた企業側との関係がお礼状を送ることで繋がる可能性が高いということがあるためです。
メリットのためだけにお礼状を送るのはよくありませんが、結果的にこのようなメリットが得られるのは嬉しいものです。

インターンシップには自分以外にも多くのインターン生が存在していたと思います。参加者が多いことであまり企業の担当者の方々と直接二人での会話をする機会は多く取れなかったという方もいるはずです。
せっかくインターンシップに参加したのにも拘らずあまり個人的に話す機会が少なくて残念である、そう思っているのはインターン生だけではありません。実は、企業の担当者の方々もそう思っています。
せっかくインターン生を受け入れて指導したのに一人ひとりと関わることができなかったというのは企業側も残念に考えていることが多いです。そのような状況において、お礼状をしっかり送って個人的に企業の担当者の方々と関わりを持つということはメリットとして大きなものとなります。

お礼状を出す際のポイントはどのようなものがある?

インターンシップでは実際に企業で就業体験をさせていただいたということで、かなりたくさんのことを勉強させてもらえたと思います。
しかし、勉強できたということを企業側の担当者の方々に上手く伝えられたかというと自信の無い方も多いのではないでしょうか。インターンシップでは新しく学ぶことの連続で、そこまでの余裕がなかったのも当然です。
そのような場合に、お礼状にそのことをしっかり書いておけば安心です。自分がインターンシップに参加させていただいてどのようなことを学ぶことができて、どのようなことを考えたのかなど、いろいろ思いつくと思います。それを個人的に企業側に伝えておくのは一つのポイントとなるのです。

そして、インターンシップを終えてそれだけで満足するのではなく、お礼状までしっかり書くことによって、企業側の担当者の方に礼儀正しいことを伝えることができます。
礼儀正しさを知ってもらうことによって、今後の本選考でも好印象を持っていただいた状態からスタートすることができます。
インターンシップ先の企業に絶対就職したいというわけでなくとも、こういったビジネスマナーの積み重ねを大切にしておくことで今後良い縁を手に入れることができるかもしれません。どこでどう繋がっているか簡単に予想できないのが社会というものです。甘く考えずにお礼状を出してマナーを大切にするのもポイントと言えます。

また、インターンシップ先にどうしても就職したいというインターン生もいると思います。そのような志望度の高い、どうしても内定を手に入れたいインターンシップ先には必ずお礼状を送っておいたほうが良いです。
お礼状の一番の目的はそのインターンシップに対しての感謝を伝えることではありますが、本当に入りたい企業にはどうしても入社させていただきたいことをアピールすることも可能です。企業側のインターンシッププログラム開催の目的の一つに、志望度の高い優秀な学生を早い段階から知っておきたいという狙いもあります。
したがって、本当に入りたいという企業にその旨を伝えることは企業側にとっても迷惑なことにはならないのです。

お礼状に対して企業側から返事が来る場合もある?


先程、インターンシップで個人的に話せなかったインターン生には、企業側と関係を持つためにお礼状を出したほうが良いと書きました。お礼状はインターンシップを終えても企業側と関わりを持つための一つの手段として考えることもできます。近年では企業側が採用のためにSNSを利用するなどして就活生と関わる場合もあります。しかしながら、大企業を中心にまだまだSNSの利用をしていないような企業も多くあるのが事実です。また、偶然企業側の担当者の方々のSNSアカウントを見つけても、いきなり個人的にコミュニケーションを取るのは良い印象を持たれないことがほとんどだと思います。そのようなときに役に立つのがお礼状なのです。

お礼状は一方的に感謝を伝えるだけのものと考えてしまいがちですが、わざわざお礼状を送ってくれる就活生とは企業側も関わりを持っておきたいという思いがあります。したがって、しっかりとしたお礼状を出すことによって、企業側から返事がいただける場合も存在しています。お礼状を出すことによって今後も企業側と関係を続けることができるのはとても嬉しいものです。

もしもお礼状に今後の選考スケジュールや説明会等のイベント情報を聞きたいということを書いておいた場合、それについて他の就活生よりも早く情報を手に入れることができるかもしれません。企業側が一番小まめに確認しておいてもらいたいと考えている採用ページやSNSを教えていただくだけでも、今後情報を取り逃すことはなくなります。今後も本選考に進んでいきたいと考えている企業のインターンシッププログラムに参加させていただいた場合には、そのような情報が欲しいということを書くのも有効な手段です。あくまでもインターンシップへの感謝を伝えることが一番だということだけは忘れないようにしておいてください。

■インターンシップでの企業の方へのメール返信方法!間違えそうなポイントを網羅して解説

2.お礼状はどんな形式でいつまでに書くべき?

インターンシップの後にお礼状を書いてみようと決めた場合にも、すぐに書き始めることのできる方は少ないと思います。お礼状を今まで書いたことのない就活生にとっては、お礼状をどんな形式で書くのかや、いつまでに書いたら良いのかなどの基本的なこともわからないはずだからです。まずはお礼状の形式や期限について確認しておきましょう。

メールや便箋等、お礼状の形式は何が良い?

就活生にとってあまり縁のなかったであろうお礼状、どの形式で書けば適切なのか自信のない方も多いと思います。インターンシップまでにメールやSNSで企業側の担当者とやり取りしている場合は、余計に悩んでしまうかもしれません。

一般的なビジネスマナーでは、便箋が一番丁寧な手段と考えられます。その次に、メール、SNSという順番が一般的でしょう。なぜ便箋が一番丁寧だと評価されるのかというと、やはり紙に自分の手で書くという作業が必要になるためだと考えられます。しかしながら、便箋以外は絶対にダメというわけではありません。今までにずっとメールでやり取りをしていて、実際にインターンシップで関わった感じからしてもメールで問題がなさそうに思えた場合にはメールでお礼を伝える就活生もいます。

しかしながら、メールで済ませてしまうインターン生が多い中で手書きの便箋で送るということは、それだけでかなりのアピールになります。手書きで時間をかけてまでお礼状を出したということは受け取った側にも伝わります。手書きの便箋を送るというのは少し難しく感じる方も多いかもしれませんが、便箋や封筒は手に入れるのが難しいものではありませんし、お礼状自体も何時間もかかるものではありません。どうしても内定を手に入れたいという企業にはぜひとも手書きのお礼状を出すことをオススメします。手書きをするほどの時間がないという方も、メールでお礼を伝えるようにはしておきましょう。

メールでのお礼の伝え方はこちらの記事をチェック↓

インターンシップを終えて、いつまでにお礼状を書くべき?

お礼状はインターンシップを終えてからどのタイミングで出したら良いのでしょうか。ベストなタイミングとしては、インターンシップ終了日に家に帰ってすぐに書くというものです。特にメールで送ると決めた場合には当日または翌日には遅くとも出すようにしておきましょう。手書きで出すと決めた場合には、インターンシップ翌日には出すのが理想的です。インターンシップを終えて5日以上出すまでにあいてしまうようであれば、すぐにメールでお礼を伝えたほうが良い場合が多いです。

丁寧にゆっくり書きたいという気持ちはわかりますが、マナーとしてはスピード感が大切です。できるだけ早くインターンシップのお礼を伝えることができるように頑張りましょう。慣れている就活生は、インターンシップから帰るための電車の中で携帯に下書きを作っている人もいます。そのように時間を上手く使って少しでも早く書けるように頑張りましょう。

3.インターンシップのお礼状の内容はどのようなもの?

インターンシップのお礼状を今までに書いたことのないインターン生は多くいると思いますし、そのような場合に初めて書くお礼状は内容に困ってしまう場合もあると思います。しかしながら、お礼状と言ってもそこまで難しく考える必要はありません。間違うことが不安で時間がかかってしまうというインターン生もいるとは思います。ポイントを知って、できるだけ早く丁寧に書けるように頑張ってみてください。

お礼状を書く際に気をつけるべきポイントは?

せっかくお礼状を書いたとしても、中身のない形式だけのものになってしまうのは残念です。どのようなポイントに気をつければしっかり中身のあるお礼状が書けるのでしょうか。インターンシップに参加していなくても書けるようなお礼状や、自分以外でも書けるようなお礼状にならないように気をつけてください。

注意する点として、まずは何よりもインターンシッププログラムに参加させていただいた感謝をしっかりと伝えることができているかどうかという点を考えてみてください。漠然とした感謝ではなくできるだけ具体的に掘り下げて書くのがポイントです。どう書いたら良いのかわからないという方は、プログラムに参加してどう思ったのか、会社の中で就業体験をさせていただいて何を思ったのか、企業側の担当者の方々はどのようなことを教えてくださったか、インターンシッププログラムで印象的だったやり取りや内容はあったのか、等を中心に思い出して書いてみましょう。自分の思ったことを自分の言葉で書くということが大切なので頑張ってみてください。

また、インターンシッププログラムに参加させていただいた結果、どのようなことを学んで成長させてもらえたのかを考えてみるのも良いでしょう。そのような、そのインターンシッププログラムに参加したからこそのエピソードがあると感謝の気持ちも伝わりやすいものとなります。このような成長についてのことを思い出すのは今後の自分にとっても役に立つものなので掘り下げて考えてみましょう。

4.お礼状を書くために必要な物は何がある?

お礼状を書くために必要となる物はいくつかあります。どれも手に入りにくいものではないので、安心してください。買いに行くといくつか種類があると思うので、インターンシップのお礼状に適したものを買えるように気をつけましょう。

お礼状のための便箋はどのようなものが良い?


まずは、お礼状を書くための便箋が必要となります。これがなければ始まりません。ビジネスマナーとしては便箋を使う場合は白無地のものが一般的だと考えられています。もしもどうしても色の付いたものを使いたいという場合は、ビビッドな色味や派手な色味はビジネスマナーとしては良くないので避けるようにしてください。どのような色ならマナー違反でないのか不安な方は、やはり白無地が無難だと考えられます。白無地の中でも、縦書きの便箋で罫線が入ってるものが使いやすく良いでしょう。白無地で縦書きの罫線入りであれば、コンビニや文房具屋さん、大学等で買うことができるので安心です。便箋のサイズはいろいろ売っているとは思いますが、よく使われているセミB5サイズしましょう。縦書きは目上の方に出すためには適していると言われているため、特に横書きにする理由がない場合は縦書きにしてください。

はがきが家にあるからそれで書きたいという方もいるかもしれませんが、できるだけお礼状は便箋のほうが良いと考えられています。特にはがきにこだわる事情がない限りは便箋で書くようにしてください。

お礼状を書くための筆記用具は何が良い?

便箋を選んだとしても、どの筆記用具で書くか悩むインターン生も多いと思います。いつも使っているシャープペンシルやボールペンもあれば、万年筆や筆ペンも考えられます。一般的な考えでは便箋には万年筆や筆ペンで書くのが良いと言われています。しかしながら、万年筆や筆ペンを持っていないというインターン生や、持っているけれどほとんど使っていないため上手く書けるか自信がないというインターン生もいるはずです。そのような場合は、普段書き慣れている黒のボールペンでも大丈夫です。エントリーシートを書くためのボールペンで書くようにすれば問題はありません。書き慣れているものであれば安心ですが、新しく買おうという場合は滲みにくいペンを選ぶようにしてください。文字をこすってしまった場合にすぐ滲んでしまうと、縦書きの便箋では大変です。できるだけ早く書き上げるためにも滲まないペンがオススメです。

お礼状を入れるための封筒はどのようなものが良い?


お礼状をしっかり書けたとしても封筒がなければ送ることはできません。封筒はどのようなものが良いのかというと、色は白のものが無難です。サイズに決まりはないので便箋に合わせることができれば問題ありません。お礼状を送るのに無難なのは縦長の和封筒です。

急いでいて家には茶封筒しかないという場合は、茶封筒でも問題がない場合はあります。一応、茶封筒でもビジネスマナー違反ではないのです。しかしながら、違反ではないとはいえ、正式なマナーでは白い封筒だと考えられているため白の方が安心できます。

家に封筒がなく、今後の就職活動のために封筒を買いたいというインターン生もいると思います。そのような方々にオススメしたいのが、大学で指定されている封筒です。基本的なマナーを守っているため、大学指定の封筒で悪い印象を与える場合はほとんどないと言えます。心配な方は大学指定の封筒を探してみましょう。

5.お礼状の内容はどのようにすれば良い?


お礼状を書くための物が揃ったら、いよいよ実際に書いていくことになります。初めてのお礼状は不安も多いと思いますが、書きやすい構成もありますので確認しながら書いていきましょう。

お礼状の実際の構成はどのようなものが良い?

実際に便箋でお礼状を書くとなった場合に、どのような構成で書くのか悩むと思います。書き出す前に内容の構成を知っておけば書きやすいです。お礼状を書く場合には、内容を分けることができます。それは、前文で頭語と時候の挨拶をし、主文に本文を書き、末文で結びの挨拶と結語を書き、後付で日付や署名、担当者のお名前を書くというものです。この順番で書いていけばマナーとしても問題のないお礼状が書けます。

基本的にこういった文章は、頭語で初めて結語で終えます。頭語というとピンと来ない方も多いかもしれませんが、拝啓であったり、謹啓であったりという表現です。ビジネス系の文書では原則としては頭語に拝啓、結語に敬具が用いられることが多いので参考にしてください。

そして、次に時効の挨拶を書きます。拝啓を書いた次の行に書きますが、季節ごとに内容が変わってしまう場合があるため気をつけてください。しかしながら、ビジネス系の文書では季節がいつであっても用いることのできる挨拶も存在しています。例えば、「貴社におかれましてはますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。」というようなものです。このような文章は知っておくと今後もいろいろ便利なので覚えておくと良いでしょう。

時候の挨拶を書いた次には、いよいよ本文が始まります。まずは一番重要であるインターンシップのお礼の気持ちをしっかりと書きましょう。それに続けて、インターンシップに参加させていただいた感想や今回勉強させていただいたことによって成長できた点などの書きたいことを具体的に書いていけば良いです。何よりも自分自身の思ったことを自分自身の言葉で書くことが大切になります。自分にしか書けないような内容になるようにしっかりとインターンシップ中の記憶を思い返してみてください。

そして、本文が書けたら結びの挨拶を書きます。結びの挨拶では単に挨拶だけではなく、簡単に内容をまとめるとわかりやすいお礼状が書けます。例えば、「インターンシッププログラムに参加させていただいたお礼を申し上げるために、取り急ぎお便りを差し上げました。末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。」というような感じで書くとわかりやすいです。みなさんは今まで教授や目上の方々に、「取り急ぎ。」であったり「取り急ぎお礼まで。」であったりするような表現の文章をいただいたことがあるかもしれません。しかしながら、このような省略された結びの挨拶は目上の方に書くには失礼になってしまうので、省略しないようにしましょう。

しっかりと結びの挨拶を書くことができたら、次の行には結語を書いてください。頭語で拝啓と書いたのであれば、敬具と書くようにしましょう。その後、後付で日付や署名、担当者のお名前を書きます。日付は漢数字で書くのが無難です。また、書いているときの日付ではなく、便箋を投函しようとしている日付を書いてください。署名は自分の名前と、大学名・学部・学年を書けば大丈夫です。担当者のお名前は、お名前だけを書くのではなく、会社名・部署名・役職名を書いた後にお名前を書くようにするのがマナーです。忘れがちなので気をつけるようにしましょう。

6.お礼状を書き終えてから気をつける点はある?

お礼状を便箋にしっかり書くことができたらとても満足するインターン生も多いかもしれません。しかしながら、お礼状は言うまでもなく、書いて終わりなものではありません。便箋を封筒に入れて企業に届くように送る必要があります。最後まで気を抜かないようにしましょう。

書いた便箋を封筒に入れる正しい方法は?

便箋の書き出しを右上にして表になっている状態で準備し、下から三分の一の場所で上に折ってください。そして、残りの三分の一を上から下に折ります。折ることができたら、拝啓の言葉が上で、便箋の上の部分が右側になるように封筒に入れてください。封筒に入れたらのりでしっかり閉じて、〆の文字を書いておきましょう。
せっかくお礼状が書けていても封筒へ入れる際に折り方が間違っていたり、入れる向きが間違っていたりする場合が多いです。また、封筒を閉じる際にセロテープを使う就活生も多いですが、印象が良くない場合が多いので避けておいたほうが良いでしょう。

お礼状を出すための封筒の正しい書き方は?

お礼状を上手く入れることができたなら、企業に届くように封筒を書かなければなりません。封筒の書き方については、お礼状だからといって特別な書き方があるわけではありません。いつも通りの書き方で大丈夫です。

表面をどう書けばよいかというと、いくつかの注意点があります。まずは、送りたい企業の住所と企業名の高さをそろえるというところです。バラけて書いてしまいがちなので気をつけてください。そして、封筒に書く住所は全て省略をしないように書きます。番地やビル名もしっかり書くようにしましょう。宛名は担当者名だけではなく、会社名・部署名・役職名も書いてください。そして、表面の左側には赤文字でお礼状在中と記入するのを忘れないようにしてください。これは忘れがちではあるのですが、大切な部分です。

封筒の表面が全て書き終えたら、次は裏面です。裏面も気を抜かずにしっかり書きましょう。まずは自分の住所も最初から最後まで省略せずに書いてください。そして、自分の住所は封筒にある中央線の右に、自分の名前は中央線の左に書くのが良いです。裏面を書くのを忘れたまま出してしまうインターン生がたまに存在しています。確かに中身を見てもらえば誰から来たのかわかる場合がほとんどですが、送り主がわからないと開封されないという場合も考えられます。インターンシップの担当者はあなた以外からもたくさんの封筒を受け取るため、忘れずに名前を書くように気をつけてください。

宛名によって変わる書き方

実は、どこ宛てに送るかによって封筒に書く宛名の書き方が違います。一番オーソドックスなのは、インターンシップ担当者にお礼状を出す場合です。その場合は、宛名を書くときには担当者の名前に様をつけるのがマナーです。会社名と部署名を一行目に書き、二行目には役職と担当者名、様を書けば大丈夫です。もしも社長に届くようにお礼状を送る場合は、社長 ◯◯様という形式で書けば問題ありません。

個人相手にではなく、会社や部署に届くようにお礼状を出す場合も考えられます。その場合には個人に送るために用いた、様、ではなく「御中」をつけるようにします。会社名と部署名を書いた下に御中をつけるのが正解です。上手く一行に入り切らないときは、会社名を書いた後に改行してから部署名を書いても大丈夫なので安心してください。

7.しっかり感謝の気持ちが伝わるお礼状を書くための注意点は?


以上で基本的な書き方や必要な物は紹介しました。それを踏まえて、実際にみなさんもインターンシップを終えたらお礼状を書いてみてください。いろいろ書きたいことは出てくるとは思いますが、何よりも大切なのはインターンシップでたくさんのことを学ばせていただいた感謝の気持ちを伝えることが何よりです。どのようにすれば感謝の気持ちをしっかりと伝えることができるのでしょうか。

お礼状は封筒も便箋も何か間違えたら書き直すこと!

就職活動で必要となる履歴書やエントリーシートはどれもそうなのですが、お礼状についても間違えたら全て書き直すことが大切です。お礼状を書いている段階で誤字脱字には細心の注意を払うようにしましょう。しかしながら、どれだけ気をつけていても間違えてしまう場合は出てきてしまいます。もしも誤字や脱字をしてしまったのであれば、新しい便箋であったり封筒であったりにゼロから書き直すようにしましょう。

たまに修正ペンや修正テープで書き直そうとしたり、間違ったところに二重線を引いて書き直そうとするインターン生もいるのですが、ビジネスマナーとしてはよくありません。インターンシップのお礼状に限らず、履歴書やエントリーシートでもそのような訂正のやり方は印象が悪くなりますし、本選考で落ちる原因になりかねないので気をつけてください。インターンシップのお礼状を書く段階から、間違ったら全て書き直すという癖をつけておくようにしましょう。

一番書き間違えて失礼になってしまうのは、送る企業名であったり担当者名であったりという場所です。そこを間違えてしまうと、せっかく感謝の気持ちを伝えるためにお礼状を書いたのにも拘らず、かなり悪い印象を与えてしまいます。書き慣れていないお礼状は特に、何度も読み返してミスがないか確認しましょう。書き終えてすぐに確認しても集中が切れてしまっている段階だとなかなかミスは見つけられないものです。志望度の高いインターンシップ先の企業にお礼状を送る場合には、自分以外の第三者にミスがないかどうかの確認をしてもらうのも一つの手です。

お礼状は必ず自分の言葉で書くこと!

お礼状は書いたことがないため、どのようにすれば良いのかわからないという方は多いと思います。なんとか実際に自分で書いてみてもしっくりこなかったり、本当にこの内容で大丈夫か不安に思う場合もあるでしょう。そのような場合に頼りたくなるのが、インターネットの就活サイトや本屋さんで買える就活対策本などです。このような就活サイトや就活対策本にはお礼状の例文が載っている場合があります。自分が考えるよりも就活が得意な人や就活のプロが書いた文章のほうが良い文章なのではないかと考えるインターン生も多いのではないでしょうか。しかしながら、それは間違いです。インターンシッププログラムに参加したのは自分自身であって、サイトの運営者や就活本の執筆者ではありません。どれだけ綺麗な言葉が並んでいたとしても、そのようなインターンシッププログラムに参加していないのに書けるお礼状では感謝の気持ちは伝わりません。インターンシップ担当者の方も、そのような中身のないお礼状で喜んでくれるとは考えられません。

インターンシップ担当者の方は、あなた以外にもたくさんのインターン生からお礼状を受け取ることになります。今年だけではなく今までも担当したことがあるとすれば、かなりの数のお礼状を読んでいるはずです。そのような状況で、既に簡単に確認できるような就活サイトや就活対策本の内容は知っていると考えていたほうが良いです。自分の文章に自信がないからと言って、そのようなサイトや本は真似ないほうが無難です。また同じような文章が届いた、と担当者に思わせてしまうとせっかくお礼状を出しているのに悪い印象を与えることになってしまいます。

確かに初めてのお礼状は不安もあるでしょうし、内容には悩んでしまうと思います。時間があまり取れないからインターネットや就活対策本の例文を使いたいという場合もあるでしょう。しかしながら、そのインターンシッププログラムに参加したのはあなた自身です。そのお礼を伝えることができるのはあなたしかいません。自分自身にしか書けない内容を書くことができれば、かなり他の就活生よりもリードすることができます。何よりもインターンシップ担当者の方に気持ちが上手く伝わるはずです。自分自身の思いを自分自身の言葉で書くようにしてみてください。

貴や御などの基本的な敬語表現には気をつけよう!

ビジネスにおける文書では、相手方を表す言葉に貴をつけることによって、尊敬の意思を示すことができます。お礼状では、相手方の会社を表したいときには、貴社と書きます。今までの生活で、御社という言葉を聞いたことがあるかもしれません。御社という言葉は会話で用いる言葉です。お礼状に書くのは貴社ですので、気をつけておきましょう。

お礼状以外に菓子折りなどの送付は不要!

みなさんの中には、何かお礼をするときには菓子折りも渡すべきだと考えているインターン生がいるかもしれません。確かに、場合によってはそのようなお礼も大切なものです。しかしながら、原則としてインターンシップを終えてお礼状と一緒にお菓子を送付するということは必要ありません。お礼状という文章でしっかりと感謝の気持ちを伝えることが大切です。お菓子はかさばってしまうものでもあるので、たくさん届くであろうインターンシップのお礼には適さないと考えられます。特別な事情がない限りは菓子折りは無しでお礼状のみで良いでしょう。

8.インターンのお礼状の文例!

ここでは、実際の文例をご紹介します。

赤丸になっているところは、しっかりとスペースを設けましょう。

内容ですが、

1.頭語(拝啓)
2.時候の挨拶
3.インターンに参加させていただいたお礼
4.インターンを通じて学んだこと・今後どう活かすか
5.入社意欲のアピール
6.結びの挨拶
7.結語(敬具)
8.日付
9.大学・学部・学科・専攻
10.氏名
11.企業名
12.部門名・相手の氏名

という形で執筆するといいでしょう。

9.インターンシップのお礼状を書いてしっかり感謝を伝えよう!


今回はインターンシップを終えてからのお礼状の書き方について紹介しました。インターンシップで慣れない就業体験をして、疲れているというインターン生も多いとは思います。しかしながら、そういった状況でもインターンシップを受け入れてくださった企業側に感謝することができるというのは素晴らしいことです。感謝を上手く伝えることはインターンシップに限らず、就職活動においてとても大切だと言えます。

ビジネスマナーに気をつけてお礼状を書くことによって、企業の担当者の方々に礼儀の正しさをアピールすることもできます。ビジネスマナーを無視してお礼状を送ってしまうと、せっかく感謝の気持ちを伝えるつもりであったとしても悪い印象になってしまう場合もあるので気をつけなければなりません。今回紹介したビジネスマナーはインターンシップのお礼状を書く際だけではなく、今後の社会人生活でも役に立つものなので覚えておいてください。マナーを知っている人には多くのチャンスが訪れるものです。

インターンシップのお礼状は、スピード感と正確さが大切です。インターンシップを終えてすぐに、参加させていただいたインターンシッププログラムについて思い返すようにしましょう。帰りの電車でだいたいの内容を考えることができるようになれば、帰ってすぐに書き始めて当日中には投函することもできます。早いだけでなく、正確さにも気をつけましょう。基本的な構成を守り、しっかりと自分自身のインターンシップ体験を自分自身の言葉で表現することです。誤字脱字にさえ気をつければ、きっと良い感謝の言葉が詰まったお礼状が書けることでしょう。ぜひともインターンシップに行ってきた後には、お礼状を書いて感謝の気持ちを伝えるとともに、今後の本選考も有利に進められるように頑張ってみてください。

■インターンで受付の方と接する時のマナーはこちら!