これから長期インターンを探す方に向けて、実際に参加した学生の体験談をまとめた「長期インターン体験記」。今回は、前回の前編に引き続き株式会社IOBI(イオビ)の体験記・後編です。

同社は、大学卒業後すぐに起業された石井代表と現役の大学生インターンで事業を展開する関西発のスタートアップです。従業員の90%以上がインターン生で、若手メンバーが中心となりながら創業から3年ですでに5つの事業を展開するほど急成長しています。

そんなIOBI社のインターンで経験を積んだ学生の皆さんから、実際の業務内容や成長を実感したエピソードついて語っていただきました。

株式会社IOBIってどんな会社?




株式会社IOBIは、「誰しもが人生の可能性を広げられる創造する」をビジョンに掲げ、想像を超えた感動を提供するスタートアップ企業です。メディア・人材・航空・広告・コンサルの5つの領域で事業を展開し、2021年には総合格闘家の朝倉未来選手とのYoutubeタイアップ企画、2022年には自社メディアに女優の「のん」さんが公式アンバサダーに就任するなど、若手メンバーを中心に急成長を遂げています。



Q. インターン先を選んだ決め手はなんですか?

実は、IOBIとは別の企業と大学1年生の春に一度面接をしています。ただ、そのタイミングでは入社せず、長期インターンは始めませんでした。

その後、別の企業の方とお話する機会があり、そこで長期インターンをやりたいと伝えたところ、IOBIの代表とインターン生の雰囲気がとても良いと教えていただいたんです。それがきっかけで、再度IOBIの話を聞いてインターンに参加しました。

Q. インターンではどんな業務を行っていますか?

主に、法人の新規開拓を担当しています。電話やメールを用いて自社サービスのご案内する内容です。また、今では自分でチームを持ち、メンバーのマネジメントも行っています。


主に法人相手の新規顧客開拓を電話やメールなどを用いて行っています。その他、自分のチームをもちマネジメント業務も同時並行で行っています。

Q. 他社のインターン生や大学の後輩に思わず自慢したくなるような、インターン先の魅力を教えてください!

自分の仕事に誇りを持てるところです。営業には大きく個人向けと法人受けの2つがありますが、個人向けの営業だと、とくにインターン生の場合、自分の周りの友人に営業をかけることがあると聞いたことがあります。自分の立場で考えると恥ずかしい気持ちやうしろめたさがありますが、法人営業の場合は関係値がゼロスタートという点で、もちろん難しい判明はありますが心理的な負担がありません。

また、一緒に働く社員の方や社長、そして周りのインターン生がいい人ばかりなので、居心地がとても良いです。働くうえで「人間関係」はモチベーションを左右する要素の一つだと思いますが、同世代が多いということもあり、人で悩む心配がないことはとてもプラスです。

最後に、とにかくスキルが身に付くことは自慢です。インターン生が主体となってアポイント獲得から商談、さらにチームのマネジメントまで担当するので、実践的なスキルが得られやすいと感じます。ここで働けば、「どの企業でも求められる人材」になることは不可能ではありません。



Q. あなたが長期インターンを始めようと思った理由は何ですか?

自分が社会に出たときに、同世代のなかで少しでも活躍できるようになりたいと思ったからです。長期インターンに参加するメリットとして、実務を通じて業界の知識や自社の理解が得られることが挙げられますが、それ以前に「社会のことを知っているかどうか」だけで大きな差が生まれると思いました。

また、営業職に興味を持っていたことも理由の一つです。インターンを始める前に、営業をやってみたいと周りに相談したところ「難しいんじゃない?」「思っているより大変だよ」といった意見をもらいました。

私はそれに対して疑問に感じ、実際に確かめてみたいと思ったので、思いきって営業のインターンに参加することを決めました。

Q. インターン先を選んだ決め手を教えてください。

決め手は「どこまでも挑戦させてくれる」点です。IOBIでは、インターンとして入社後、副主任を目指すようになっています。副主任になれば、テレアポだけではなく商談まで任せてもらえるようになり、天井を決めずにスキルの幅を広げていけると思いました。

また、石井社長を含め社員の方との距離が近いことも挙げられます。実際に社会に出た経験のある先輩が近くで働いているので、質問がしやすかったり仕事に対する姿勢を学べそうだなと感じました。

Q. 
インターンを通じて自分が成長したなと思うポイントを教えてください。

このインターンではじめて営業に挑戦してみて、結果が出るまで「粘り続ける」ことができたことがよかったです。

テレアポを始めた頃はなかなかアポイントが獲得できず、悩む時期がありました。そんなときに、社長や周りのメンバーが丁寧にアドバイスをくれたり、同世代の仲間が隣で必死に働いている姿を見て、自分も「なんとか最後まで粘ってみよう」と思い、もう一段ギアを上げることができたんです。その結果、現在はアポイントの獲得件数1位に輝くことができ、自分の自信にもつながりました。

また、副主任への昇格に向けて試験を受けた際、社長からのアドバイスを素直に受け止めて、現状のやり方に固執せずに改善したところ、無事に昇格できた経験があります。こうした経験から、うまくいかないときは「軌道修正」する勇気と姿勢が大事なんだと実感しました。



Q. あなたが長期インターンを始めようと思った理由は何ですか?

働くことに対する考え方を変えたいと思ったからです。

インターンを探す前は、仕事に対して前向きに考えられませんでした。そんな状態で就活の時期が近づき、これといった軸がなかったので、年収が高い企業やある程度のブランドを持つ企業から受けていたんです。

そのまま惰性で就活を進めていたときに、あるインターンのサイトに登録したことでIOBIの石井社長からスカウトをいただきました。スカウト文には「日本一インターン生を愛する」とあり、それに惹かれて面接を受けにいき、そのままインターンに参加しました。

Q.  インターンではどんな業務を行っていますか?

主にテレアポ業務が中心です。事前に企業についてリサーチし、リストに沿って順番に架電していきます。

現在では副主任も任されており、チームマネジメントを行っています。どうすれば新人のインターン生がポイントを獲得できるようになるか考え、個人の目標だけではなく、チームで目標を達成するために考えるのが役割です。

また、週1回でミーティングを実施しており、そこでは新しいメンバーが定着するための施策など企画しています。

Q. 
インターンを通じて自分が成長したなと思うポイントを教えてください!

目標に対して貪欲に達成させにいく姿勢です。

インターンを始める前までは、目標を決めて行動することがありませんでした。しかし、ビジネスの最前線ではじめて目標を持ったときに、どうすれば達成できるのか必死に考える必要性が出てきたんです。

テレアポ業務は作業内容自体シンプルですが、アポイントが取れなかったときは「なぜダメだったのか」を自ら自問自答していかないと次に進めません。いわゆるPDCAを回す経験ができたのは、このインターンに入ってよかったポイントです。

そして、すべてをオリジナルでやるのではなく、自分よりできる人の技術を“パクる”ことも重要だと学びました。このように、目の前の目標に対して諦めることなく、貪欲に努力することができるようになりました。