就職活動において、自分が楽しく働けたり、自分が理想とする業界に入るということが成功だと感じている人も多いかと思います。

その業界に入るためにたくさんの労力を就活に費やす人もいます。

昔から就活生の希望が絶えないのが商社系の業界です。

昔から根強く売り上げを上げており、新入社員も毎年絶えずに入社しています。そこで今回はそんな総合商社の業界について、説明していこうと思います。


大手7大総合商社比較!

総合商社の業界の中でもトップに立っているのが大手7大総合商社となっています。もしこの業界に就職を希望しているのであればこの7つの総合商社は言えるようにしておいた方が良いでしょう。大手7大総合商社とは、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅、双日、豊田通商の7つの企業となっています。いずれの企業も商社の業界の中では先頭を走る大企業となっているため、入社を希望する就活も多いです。

それではこの大手7大総合商社がどのように違ってくるのかという点を説明したいと思います。いずれも商社であるため、ビジネスモデル等はそこまで変わりはありません。ただし、強みを持っている事業や強みを持っている地域などはそれぞれの商社によって変わってきます。

三菱商事は総合商社の中でもトップと名高い企業であり、仕事内容は地球環境インフラや新しい産業の金融管理等を行っています。様々な仕事の中でもエネルギー事業がとても強いとされており最近では資源開発にも力を入れています。近年、資源価格が落ちているため、共石も落ちていると言うのが現状です。

次に三井物産です。三井物産は日本の中でも初めてできた総合商社であり明治9年創立の老舗企業です。教務内容としては機械インフラやエネルギー産業なども手がけています。こちらも最近では資源に力を入れており、資源価格の暴落から業績は下がっています。グローバル人材を積極的に採用しようという風潮ができており、個性を大切にしようという考え方も企業内ではあるようです。

次は伊藤忠商事ですが、こちらは繊維分野や食料分野で圧倒的な業績を収めている総合商社です。他にも金属製品やエネルギー化学品などの分野も手がけております。

続いて丸紅ですがこちらは生活産業や電力プラントなどを扱っていますが、特に電力プラント部門が強く総合商社の中でのトップの実績を誇っています。食料部門でもコーヒーや穀物等の取扱量はトップクラスと言えるでしょう。

住友商事は総合商社の中でもトップクラスと言える人切れ金融業や環境インフラメディア生活関連などを取り扱っています。また、住友系の企業であるため不動産等も多く持つことから堅実かつ穏やかな経営や社風を持つようです。

早実と言う名前は他の総合商社に比べてあまり聞いたことがない名前かもしれませんが、バブル崩壊から破綻して合併し生まれ変わったのが双日です。取り扱っている部門としては自動車産業やエネルギー産業食品産業など、幅広く取り扱っているのが特徴かといえます。どの部門に入りたいなど正確に決めていない場合は双日に入って様々な経験をしてみるというのも手かもしれません。

豊田通商は自動車で有名なトヨタグループの商事部門として生まれた商社です。金属部品や自動車産業はもちろんのことですが食料部門やアフリカを発展させるための部門であるアフリカ部門等もあります。本社が愛知県と東京都にあるため、近郊の新入社員は本社を訪れる事になります。

それぞれ異なる特徴を持った商社となりますが、どれも大手企業のため労働環境は整っており仕事もやりがいに溢れているかと思います。もし、少しでも気になる商社がある場合は詳しく調べてみることをお勧めします。

【三井物産】商社インターンから考える商社マンとは。

総合職か一般職か

総合商社に勤めた場合、総合職か一般職かと言う選択が迫られます。もちろんどちらにしろやりがいはあり、しっかり給料ももらえます。総合職も一般職も企業の一員であるため、企業に尽力することにはなります。

まずはこの2つの違いを理解しておきましょう。

変わってくる点でいうと、最初に仕事量です。

もともと商社の仕事は仕事量が多く激務が続くことも多々あります。その中でも総合職はバリバリ働き企業のために頑張るといったイメージですが、その総合職に比べると一般職は仕事量が少ないです。ただし一般職もいなければ成り立たないのが仕事だと言われています。

就職活動中の学生にとって重要な判断材料となる練習や給料ですが基本的に稼げている商社マンは総合職についていることが多いです。一般職になると給料は下がるとされています。もちろん、仕事量が減るので給料が減ると言うのは自然な流れです。

商社マンと言えば、全国各地を飛び回ったり、世界各地を飛び回っておりと移動しながら仕事をしているイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

そのことから出張や転勤が多い仕事であると思われている人もいると思います。確かに総合商社は海外に多くの拠点を持つことから出張や転勤は多いかと思います。しかし、これは総合職の人の話であり、一般職になると出張や転勤の回数はかなり減少すると言われています。

一般職は仕事や年収が減る分、私生活の安定や時間が取れるかと思います。

逆に総合職は仕事に常にコミットするため、給料はとても良いかと思いますが自分の時間は取りにくいと言われています。

気になる年収は?

それでは、気になっている人も多いと思われる年収の話となります。

就職する企業を選ぶ判断材料となる年収ですが、商社は基本的に給料は高いです。

その中でも今回取り上げられた大手7大総合商社はズバ抜けて年収が高いです。

新入社員が入ってまもなくもらう初任給は一般的な給与と変わりはありませんが、ボーナスなどはサラリーマンの年収ほどもらえる企業もあります。

また、給料の増加も多いことから30代の平均年収は10,000,000を超えるほどとなります。総合商社に入るとこのような給料が普通となりサラリーマンよりかは給料が多いかと思います。

人気が高く就活難易度の高い総合商社、大学は?

大手の総合商社はどの企業も就職難易度は非常に高く、多くの学生も諦めていることがわかっています。

その中でも三菱商事と三井物産は試験の難易度が高く、問題形式の特殊なため対策が必要となります。事前に試験情報などを集めて、しっかりと対策をしておきましょう。

また、総合商社の筆記試験は高倍率なのはもちろんのことですが東大や京大、早慶レベルの学生でも基準点に達していなければ、容赦なく着られていくのでしっかりと勉強が必要となります。

どの大学だと入りやすいなどと言う基準はなく、どんな大学でも勉強をして良い点を取れば筆記試験を通過できたり内定までたどり着けるかと思います。

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まとめ

今回は大手7大総合商社について、紹介しましたがやはり総合商社業界を牽引している企業だけあって、労働環境や給料など文句なしで充実しているので、多くの就活生が希望している業界でもあります。

そのため競争倍率がとても高くなり、上記で紹介したような大手企業に就職できるのはほんの一握りとされています。しっかりと面接対策などをして、夢の商社マンとなれるように努力していきましょう。