インターンシップは何日間かかる?

企業や学生にとって、今や就職活動に欠かせない存在となっているのが、 インターンシップ です。

もはや、ほとんどの大学生は当たり前に知っている制度となっていますね。
短期インターンシップが解禁される夏休み以降は、たくさんの学生がスーツを着て、様々な企業へと足を運びます。

インターンシップは、学生と企業の両方にとって重要な役割を持っている制度です。

学生にとっては、就職する前に企業や業界について学ぶことのできる機会となります。
一方で、企業側からすると3月からの新卒採用に備えて、先んじて優秀な人材を探す機会でもあります。

さて、このように就職活動に重要な役割を果たしているインターンシップですが、いったいどれほどの期間、開催されるものなのでしょうか?

1日?1週間?1カ月?
それとも…?
今回は、そんなインターンシップの期間・日程についてお話していこうと思います。



【目次】
1.インターンの日程は決まっていない!
2.覚えておこう!インターンシップの「短期」と「長期」
3.インターンシップの日程はどこで確認すればいい?
4.こんなときどうする?インターンの日程調整!
5.まとめ

インターンシップの日程は決まっていない!

そもそもインターンシップは、すべて一律で日程を決められているのでしょうか?

答えは「いいえ」です。

インターンシップの期間は、企業やインターンのコースによって異なります。

最近では、 「1Dayインターンシップ」 という、1日だけのインターンシップもしばしば実施されていますね。

1Dayインターンシップは1日だけ参加することができるため、より多くの学生に参加してもらうにはうってつけです。

「1日だけなら参加してみようかな」と思う学生をターゲットにしているわけですね。

短期インターンシップの中でも、より気軽に参加できることで学生に広く認知され、多くの学生の目に触れるというのが1Dayインターンシップです。

他にもインターンシップには3日間のコースもあれば1週間のコースもありますし、1カ月以上のインターンシップも存在します。

インターンシップはすべて一律で日程が決められているわけではないのです。

覚えておこう!インターンシップの「短期」と「長期」

インターンシップは、基本的に 「短期インターン」 「長期インターン」 に分けられます。

短期インターンシップの期間は、短くて1日、長いもので1~2週間ほどです。

それに対して、長期インターンシップは少なくとも1カ月以上継続して実施されます。

現在、日本で主流となっているインターンシップは、「短期」のものです。


・「短期」「長期」の内容・目的の違い

では、短期インターンと長期インターンには期間以外にどのような違いがあるのでしょうか?

短期インターンの内容は主に企業・業界についての説明や社員との座談会、期間が少し長いものであればグループワークやグループディスカッションを行うところがほとんどです。

それに対して、長期インターンは実際にマーケティングや営業、エンジニアとして企業での実務をこなすものです。
短期インターンは無給であることが多いのに対して、長期インターンはほ有給のものがほとんどです。

下の表を見て下さい。



短期インターンは企業説明や社員との交流がメインとなっているため、企業・業界理解に役立ちます。
ですが、短期であり具体的な業務を行うわけではないため、将来に対するビジョンや自己分析はそこまで深まりません。

一方、長期インターンでは自己分析や将来のビジョンに◎がついていますね。
企業・業界の理解はさることながら、実際に仕事を経験することで自分の強み・弱み、将来どんな仕事をやってどんなキャリアを積んでいきたいかというビジョンが明確になります。

ですから、短期・長期それぞれのメリットを比較して、自分の目的ごとに組み合わせて参加することをおすすめします。

詳しくはコチラのコラムをご覧下さい↓

インターンシップの日程はどこで確認すればいい?

企業がインターンシップを開催する場合には、ホームページに情報が掲載されているかと思います。
インターンシップ用の特設ページを用意する企業が多いですが、採用情報のページに掲載するところもあるようですね。
インターンシップの日程も、ここで確認することができます。

マイナビ・リクナビのような、インターンシップを掲載しているサイトから応募したのであれば、そちらからでも確認することができるでしょう。

またトップ企業のインターンシップ情報をまとめたYouGrowというサイトでは、各社インターンの応募締切日をカレンダーにして公開しています。企業によってエントリー締切日が違うため、どの企業・インターンから応募していくか締切ベースで探せ、優先度をつけやすくなっています。


長期インターンシップの場合には、企業側との話し合いで週に何日か勤務する日にちや時間を決められて、その日に企業に行って働くといった形になります。
長期だと学生側のスケジュールがかなり考慮されるので、ほとんどの場合、自分で都合のいい日程を組むことができるでしょう。

また、インターンシップの日程が近づいてきたら、企業側からも確認のメールが来ます。

移動手段や宿泊場所などの手配は万全にしておきましょう。
何らかのトラブルが起きても遅れないよう、早めの行動を心がけると良いかと思います。

間違っても無断で休むことのないようにしてください。


こんなときどうする?インターンの日程調整!

インターンシップの中には、学生側が日程を調整するものがあります。

「○月△日にインターンシップを開催します。」
というパターンではなく、
「○月△日から×日の間で参加できる日をお知らせください。」

というような連絡が企業から来ることがあるのです。

このようなケースでは、もともとインターンシップの期間が「○月△日から×日の間の□日間」と定められているかと思います。

この場合は、自分がきちんと参加できる日にちを連絡しましょう。
無理やりにスケジュールを組むのではなく、余裕が持てる日程を組めると良いかと思います。
特に遠方から参加するのであれば、移動にかかる時間や、疲労もある程度計算しておいた方が良いかと思います。
きちんと準備をして、気合を入れて、いざインターンシップが始まってみたら体調が悪くなる…、なんて、意外と珍しい話でもありませんからね。

スケジュール管理にも気を配っておいて損はありません。

また、企業にメールを送る際にはメールマナーにも気を付けなければなりません。
エントリーシートだけでなく、こういった常識も企業側は見ています。
返信を送る際には、くれぐれも相手側に失礼のないようにしましょう。


上記と似ているパターンとして、

「○月△日から×日の間、9:00~16:00の間で都合の良い時間をお知らせください。」

という連絡が来ることもあります。

インターンシップの面接の日程などがこれに当てはまりがちですね。
応募してきた人数が多い場合には、日程を調整しなければなりません。そのため、このような連絡が来る場合もあります。

この場合も、インターン先に到着するまでの時間をしっかり計算したうえで、連絡するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

インターンシップの期間は、企業や内容によって様々です。
日本で主流となっている短期インターンシップの場合は短くて1日、長くても1週間ほどです。

日程はインターンシップを開催する企業のホームページや、応募する際に登録したサイトなどで確認できます。
開催日が近づくと企業側からメールで知らせてくれることもあるので、メールはチェックするようにしておきましょう。

また、中には学生側が企業側に日程を知らせなければならないパターンもあるので、気を付けましょう。

今回のお話はこれでおしまいになります。
春から本格的に始まる就職活動のタメになる、充実したインターンシップにしてくださいね!

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