インターンに参加する際、どのような髪型にするか悩んだことはありませんか?たかが髪型、されど髪型。あなたのその悩みは、正しいです。

なぜなら、ビジネスの場において、「第一印象」は非常に大切な要素。自分の性格や普段の暮らしをよく知らない相手に対し、数多くの競合がいる中で自分を取引先として選んでもらうには、見た目やちょっとした仕草への気配りによって、「好感度」を積み上げていくしかありません。

相手は数少ない情報量の中でその為人を判断するわけですから、少しでも「不快感」や「不信感」を与えると、大きなイメージダウンにつながります。「第一印象」は、その好感度グラフのスタート地点を決める、重大要素なのです。

また、人の第一印象は、半分以上は視覚的情報によって、しかも出会って3秒〜5秒でほぼ決まると言われています。これは、出会って一番最初に目をやった場所の印象が、ほぼ第一印象として刻まれることを意味します。

では、皆さんが初対面の人に出会った時、一番最初に目をやるのはどこでしょうか。おそらくほとんどの人がまず最初に「顔」を見ると思います。そして、そんな「顔」の印象の7割は、「髪型」で決まるとも言われているんです。少しの工夫で、相手に与える印象をグッと上げられるのなら、知っておかない手はないですよね。

そこで、これまで2,000人以上の長期インターン生を輩出してきた長期インターンプラットフォーム「InfrA」のメンバーが、インターンに関する髪型のお悩みを解決します。


第一印象の半分は「髪型」で決まる!



皆さんは、アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」をご存知でしょうか。人の第一印象を決める情報の割合を示したメラビアンの法則によると、第一印象は、何よりも視覚が重要だということが分かります。

また、よく「人は出会って3秒から5秒ほどで他人の第一印象を決める」と言われていますよね。つまり、第一印象の大半は見た目の印象、しかも出会って一発目に目をやった部分の印象でほとんど決まってしまうのです。

さらに、人と出会ったとき最初に目に入る「顔」の印象の7割は、髪型で決まるとも言われています。

ふとしたときにでる癖や、話し方や仕草とは違い、「髪型」は人と会う前に少し鏡を見るだけで、調整することができます。たった一回の心がけで、好印象を与えることができるのです。ビジネスシーンの成功においては、髪型の重要性を覚えておいたほうがよさそうです。

とはいえ、会社の社風やシーンの違いによって、ふさわしい髪型は異なります。服装がスーツなのか、もしくはカジュアルなのかによっても変わってくるでしょう。

一般的に、政府系の機関、銀行、商社は、就活中の服装や髪型に厳しく、インターンシップもスーツ指定の場合が多いです。逆に、あえて服装を指定しない企業や、私服を指定する企業もあります。

今回は、業界の系統や、インターンシップの際に指定されている服装ごとに、理想的な髪型について説明しています。

清潔感が“理想的な髪型”のキーワード



インターンの髪型について解説をする前に、初対面の人に好印象を与えるためのキーワードをお伝えします。

それはズバリ、「清潔感」です。

清潔感とは、 辞書の定義 によれば「汚れのない、清潔な感じ。または人格が正しく誠実であるさま」。清潔感のある人は、相手に「人格が正しく誠実である」という印象を与えます。

この印象こそが、ビジネスシーンにおける理想的な服装であり、髪型です。

以下の段落では、この「清潔感」を大前提にしながら、企業別に適切だと考えられる髪型を紹介していきます。




【スーツ指定の髪型】お堅い系企業のインターンシップに参加する場合 

髪色は黒髪を意識しましょう

お堅い系企業のインターンに参加する場合、黒髪〜暗めの焦げ茶がベターです。理由は簡単で、あなた自身がその会社の取引先になり、仕事の関係で対面した際を想像すれば、金髪など極端な髪色がNGなことが分かるでしょう。

ただ、「黒髪」一択だった画一的な就活から、許容範囲は少しずつ広がってきています。黒髪でなければいけないということはありません。

それでもやはり、インターンを含め、暗髪がベターです。

「どうして暗髪がいいの?」という質問もあるかと思うので、ここでふたつの理由を紹介します。

日本人には黒髪が似合うから


「余計なお世話だ!」と思う人もいるかもしれませんが、なんだかんだ言って、日本人には黒髪が似合う人が多い。元々持っている肌の色や顔立ちが、明るい髪色に似合わず、ときにチグハグな印象を与えてしまうからです。

また、「似合う」「似合わない」の基準で言えば、スーツには暗髪の方が似合うということも、ひとつの理由。特に、ほとんどの就活生はシンプルなリクルートスーツを着用すると思うので、髪色だけ明るいと浮いてしまいます。

上の世代の面接官に対する印象が良いから

個人的には、未だに暗髪が推奨されているのは、「上の世代に対する印象がいい」という理由が大きいと思います。

「髪を染める」行為は今でこそオシャレの一環ですが、一昔前は「茶髪、金髪=不誠実」な印象があり、人によってはヘアカラーに対して良い印象を持っていない方もいます。

ヘアカラーが当たり前になっていくにつれ、髪色に関して寛容になってはきましたが、インターンに参加した際、髪型についてどのような考えを持っている人がいるか分かりません。

「黒髪にしなきゃ絶対に落ちる!」とは言いませんが、髪色一つで余計なリスクを背負うくらいなら、黒に近い色に染めた方が無難でしょう。

幸い、最近は暗色のカラーリングも流行りですから、一昔前のように「黒染め」をしなくても、プライベートでもオシャレに見える就活ヘアーが手に入ります。

それどころか、「黒染め」は地毛を超えて真っ黒になってしまい、不自然な印象を与えてしまうので、推奨されていません。

インターンに合わせて、髪を暗く保っていたい期間を美容師さんに伝えれば、必要な時間だけ髪色を暗くしてもらえます。

「かからない」髪型が清潔感を演出する

男性の髪型は明るい印象を心がけよう


髪型について、まず、男性からご説明します。清潔感を出すには、基本的に「どこにもかからない」髪型を心がけてください。



◼︎前髪が目にかからない
◼︎バックがワイシャツの襟にかからない
◼︎サイドの髪が耳にかからない


特に前髪は、冒頭で述べた「第一印象を決める最初の3秒〜5秒」の際に必ず目に入ります。短めの前髪の方が、表情もよく見えますし、明るい印象を与えることができるでしょう。

ちなみに、ツーブロックやマッシュヘアーは個人の好みによるので、なんとも言えません。髪色と同様に、私たちにとっては「おしゃれ」の一環でも、年配の社員さんには理解してもらえないこともあります。

女性の髪型はスッキリした印象を心がける

女性の髪型も、男性の髪型と同様に「目にかからない前髪」を意識してください。

バックは好きな長さで問題ありませんが、ロングヘアの場合、髪を束ねるようにしましょう。長い髪をそのままにしておくと、髪の毛が抜けて床に落ちたり、スーツに付着したりと、清潔感が損なわれてしまう可能性があります。


そして、結ぶ際はポニーテール、もしくはハーフアップが望ましいでしょう。スッキリかつしっかりした印象を与えることができるので、オススメです。

また、よく注意事項として挙げられるのが「顔まわりに毛束を残さない」こと。プライベートの際は、ポニーテール一つでも、顔まわりの毛を少し巻いたりすると華やかな印象を演出できますが、ビジネスの場では“シンプルイズベスト”です。

男性のツーブロックやマッシュヘアーと同様で、わざわざリスクをとる必要はありません。また、ヘアアクセサリーも、黒色や茶系のゴムやピンが無難です。

ちなみに「就活ヘア」の話になった際、挙げられることは少ないですが、個人的には髪の毛のケアも重要だと思います。枝毛だらけで毛先が広がった髪の毛よりも、綺麗にまとまったサラサラの髪の毛の方が清潔感があるのは言うまでもありません。

パーマは「上の世代に対する印象」を意識

パーマも、「上の世代に対する印象」の観点から、あまりおすすめはできません。

男性がパーマをするなら、「おしゃれにする」というより、「爽やかな印象にする」を心がけたほうが良さそうです。また女性に関しては、ロングヘアの人はお団子にしてしまえば分かりませんし、地毛風のゆるいウェーブであれば、そんなに目につくこともないでしょう。

服装自由 or 私服指定のインターンはどんな髪型で行くべき?


 さて、同じ期間のインターンシップでも、自由な社風のインターンに参加する際は話が違ってきます。

広告代理店などクリエイティブ系の企業が、服装や髪型に寛容なのはなんとなく想像がつくと思いますが、近年はそれ以外の企業でも私服指定や服装自由のインターンシップが増えてきています。


服装の指定がない、私服指定のインターンに参加する場合は、髪型にもそれほど神経質にならなくても大丈夫です。ただ、あくまでもビジネスの場ですから、金髪や奇抜な髪色は避けた方が良いでしょう。

ちなみに、筆者が以前、私服指定の広告代理店のインターンシップに参加した際は、飛び抜けて奇抜な髪色の人はおらずとも、髪型や服装は個性豊かでした。

「インターンで私服指定をされた場合は、オフィスカジュアルで行く」常識も覆され、デニムを履いている人もたくさんいました。100人ほど集められた会場に、ガチガチのリクルートスーツを着た、黒髪短髪の、いわゆる“就活生”は片手に収まるほどだったと思います。

また、化粧品会社や航空会社の客室乗務員など「女性の華やかさ」を取り入れた身だしなみが好印象につながる企業もあります。

インターンシップだからといって、いつでもいわゆる“就活ヘアー”が正解なわけではありません。志望する企業によっては、服装や髪型はその人の個性を知る一つの尺度となり、お洒落で洗練された雰囲気の人を好む場合もあるので、事前にその会社についてよく調べておくことが大切です。

ベンチャーで長期インターンするときの髪型は…?



髪型や服装に関して、一番フレキシブルなのは間違いなくベンチャー企業です。

今までいくつかのベンチャー企業(スタートアップ)を取材しましたが、私が知る限り、営業職以外でスーツで働いている人はあまり多くありません。

実際に、私が当メディアのインターンの面接に行った際、特に服装の指定がなかったのでスーツで行ったところ「スーツじゃなくてよかったのに!(笑)」と、驚かれました。

ただ、実際にどこまで許容されるかは、会社の社風や、職種によっても異なってくると思います。面接は、普段の貴方のままでまず問題ないと思いますが、実際にインターンを始める前に、NGラインを聞いておくと良いでしょう。

インターンにふさわしい髪型は“清潔感”がキーワード!


 その企業がどのような性質を持っているにせよ、「身だしなみ」を整える上で重要なのは、やはり“清潔感”。企業が見ているのは、貴方がTPOに合った身だしなみをできる人なのか、また、会社の名を背負っている自覚と責任があるのかどうかです。

自分がその企業の社員からどう思われるか、また、自分がその企業に入った際に、他の企業の人からどう思われるか。それを考えた髪型にすれば、見た目でマイナス評価を受けることはないでしょう。