就活男子にはない就活女子の悩みと言えばメイクですね。メイクは外見の印象に大きく影響しますから、就活はきちんとしたメイクで臨みたいものです。では、就活ではどんなメイクがいいのでしょうか?好印象を与えるメイクをするための重要ポイントを徹底解説したいと思います!




好印象なメイクのポイントとは?

・ベースメイク

ベースメイクはメイクの中で最も重要な工程とされています。ベースメイクがしっかりできていないと、ポイントメイクがうまくいきませんし、化粧崩れをしやすくなってしまいます。就活女子はしっかり時間をかけてベースメイクをするようにしましょう。

ちなみに、ベースメイクとは、化粧水で肌の手入れをした後に、化粧下地から始まりファンデーションなどで仕上げる、ポイントメイクの土台となるメイクを指します。

化粧下地は、肌の色に馴染みやすいクリーム系や明るめのベージュ系を選ぶのがオススメです。ファンデーションにはリキッドタイプとパウダータイプがあります。乾燥肌の就活生は保湿力のあるリキッドタイプを、オイリー肌の就活生はサラッとしたパウダータイプのファンデーションを使用すると良いでしょう。ただし、リキッドタイプは付けすぎると化粧崩れをしやすくなりますから、注意する必要があります。

シミやクスミなどの肌のトラブルを下地やファンデーションで隠そうとすると、厚化粧になってしまいがちです。ですから、肌の悩みは下地やファンデーションではなくコンシーラーを塗ってカバーするようにしましょう。
肌の色よりも少し暗めのコンシーラーを使用すると効果的です。コンシーラーは、リキッドタイプのファンデーションを塗る場合はファンデーションの後に、パウダータイプのファンデーションの人は下地の後に塗ります。

就活において厚化粧は好印象につながりません。ベースメイクはナチュラルに仕上げるようにしましょう。ベースメイクが終わったら、ポイントメイクをしていきます。部位ごとに就活女子にふさわしいメイクの仕方をご説明します。

・目元

まず、目元のメイクです。目元のメイクには大きく分けてアイシャドウ・アイライン・マスカラの3つがあります。

アイシャドウは、ナチュラルな印象を与える、肌の色に近いベージュ系やブラウン系を使用すると良いでしょう。ピンクやブルー、ラメが入ったアイシャドウは派手な印象を与えてしまいますので、就活にはふさわしくありません。

アイラインは、控えめに、細めに入れましょう。色は髪色に合わせて黒にするのが無難です。ただし、目が大きめの人や目がハッキリしている人は、ブラウンにして印象を柔らかくすることもできます。アイライナーはリキッドタイプですと濃くなりがちですので、ペンシルタイプでゆっくりと目の際にラインを入れていきましょう。

就活生は目の上のみにラインを入れるのが基本で、下ラインや囲みラインはNGです。
また、上ラインは目尻までにします。目じりをはね上げるラインを入れるのはきつい印象につながりますので避けましょう。

マスカラは少量にしましょう。また、ダマにならないように根元から毛先に向けて丁寧に付けます。就活では、つけまつげやエクステンションは基本的には使わない方が無難です。不自然さや派手さが出てしまうからです。

・眉

眉毛の色はダークブラウンかブラウンにしましょう。髪の色より少し明るめの色にすると顔全体が明るい印象になるからです。

また、眉毛のメイクでは、眉頭・眉山・眉尻の位置も重要になります。眉頭は目頭の延長線上に、眉山は目尻の延長線上に、眉尻は小鼻と目尻をつないでできる斜線の延長線上に来るようにしましょう。

さらに、眉毛の太さは、5ミリ以上にした方が無難です。自然でフレッシュな印象につながります。普段は細めの眉毛にしている就活生が多いと思いますので、いつもより少し太めにすることを意識すると良いでしょう。

眉のメイクには、自然な眉毛に仕上げてくれるパウダータイプのアイブロウを使用するのがオススメです。眉毛の長さが足りないところにはペンシルタイプのアイブロウで補います。

チーク

チークには顔の血色を良くみせるという効果があります。ただし、色や塗り方によっては不自然になってしまいますので注意しましょう。

チークの色は、肌に馴染みやすいコーラルピンクやコーラルオレンジなどがオススメです。濃い色や目立つ色は避けます。チークはこめかみから頬に向かってふわっと仕上げるイメージで色を入れていきましょう。就活でチークを丸く入れるのはNGです。幼いイメージにつながってしまいます。

口元

口元のメイクには口紅を使います。口紅できちんと唇の形をとると笑顔の印象が良くなります。また、唇の色に赤みを加えることによって、チークと同様に顔の血色を良く見せることができます。

就活では、ナチュラルなメイクがふさわしいですから、口紅も落ち着いたカラーのものを選びましょう。ベージュピンクやベージュオレンジなどの色が使いやすいでしょう。赤や濃いピンクなどはNGです。また、ツヤが出るものではなく、マットな質感の口紅をした方が落ち着いた印象につながりリクルートスーツにもしっくりきます。ラメやパールが入った口紅も避けましょう。

口紅を塗る前にリップクリームで保湿をすると、塗りやすくなります。口紅は唇に沿って中央から口角側に塗っていくときれいにできるでしょう。オーバーラインにならないように気をつけて下さい。また、塗る際に一度ティッシュオフをしてから再度塗り直すと、色持ちが良くなります。


気をつけて!NGなメイク

ここで、就活女子にNGなメイクについてご説明します。




ノーメイク

ノーメイクはNGです。メイクは社会人としてのマナーの1つだからです。就活でスーツを着用するべきなのと同じように、メイクもしなければならないのです。ノーメイクで面接に臨むと、「化粧するほどの相手ではない」というメッセージになり、面接官に対して失礼となります。

濃すぎるメイク

濃すぎるメイクは避けましょう。就活女子にとっては、メイクによって「清潔感」「落ち着き」「誠実さ」を出すことが大切です。そのためにはナチュラルなメイクをするのが一番です。
メイクが濃すぎると不自然ですし、「清潔感がない」「自己主張が強い」「不真面目」というマイナスのイメージにつながってしまいます。

スキンケアも忘れずに

ここまで、ずっとメイクについて考えてきましたが、化粧ノリの良い肌を維持するためにスキンケアを怠ることがないようにもしましょう。

毎日、しっかり洗顔をしましょう。また、洗顔後には化粧水と乳液で肌を整えるようにしましょう。就活は夏場と重なり、肌がベトつくと感じることもあるかもしれませんが、エアコンの効いた室内にいる機会が多いと、意外と肌は乾燥しがちになります。肌が乾燥していると、過剰に皮脂が分泌されてメイクが崩れやすくなってしまいます。ですから、スキンケアを通して適度に保湿することが大切となります。


最後に

就活では「人は外見よりも中身が大事」などのきれいごとは通用しません。外見も採用の判断に直接影響することがあります。ですから、身だしなみにもしっかり気をつける必要があります。

面接では面接官と対話するわけですから、面接官は自然と就活生の顔を見る時間が長くなります。そして、メイクはその顔の印象を左右するのです。ですから、メイクは身だしなみの中でも特に重要な部分と言えます。

就活女子は、今回取り上げたポイントを参考にしましょう。NGなメイクを避けて、好印象を与えるメイクをして下さい!