「求人を出してもなかなか採用できない」ーー 最近、よく耳にする言葉です。慢性的な「売り手市場」が続く“採用難の時代”に、リソースが枯渇しがちなスタートアップは、どのような工夫をして事業を成長させているのでしょうか。


本日お話を伺ったのは、ユアマイスター株式会社代表取締役社長 星野貴之さんです。創業時から「インターン生を中心に事業を創る」と決め、現在は40名のインターン生が在籍しています。


「スタートアップを志向する学生は、ゼロから何かを立ち上げたいと思っている。成長速度が速く、大手企業の新卒人材よりも優秀です」と教えてくれた星野社長に、インターン生を採用するコツと、成長を促す支援についてお伺いしました。

スタートアップを志向する学生は、成長速度が“段違い”。長期インターンを採用するメリットとは


ーー早速ですが、「 InfrA 」の導入を決めた理由をお伺いできますか?



ユアマイスター株式会社 代表取締役社長 星野貴之氏



星野貴之(以下、星野) :もともとユアマイスターを創業したら、インターン生を積極的に採用しようと考えていました。そこで、出資を受けたVCの方に「インターン生を採用するにはどうしたらいいでしょうか?」と尋ねたところ、長期インターンをしたい学生が数多く登録している「InfrA」を紹介してもらったんです。


ーー創業当時からインターンを採用する計画だったんですね。


星野 :そうですね。創業当初は売るためのサービスすらない状況だったので、サービス作りから携わってもらいました。もっというと、オフィスに机とパソコンを設置するところから一緒にやってもらいましたね。僕と僕の妻、あとは社員一人とインターン生で机を4つほど設置しました。


ーーまだサービスがない頃からインターンに参加されたのですね。その学生さんは、なぜ御社を選ばれたのでしょうか?


星野 :「会社の立ち上げを間近でみたい」といって、弊社に参画してくれました。


僕は大企業出身なのですが、やはり一度就職してからスタートアップに転職するのは難しいですよね。そういった意味で、リスクのない学生時代に会社の立ち上げを経験するのって幸せなことだと思うんです。そうした僕の考えと、彼の意見が一致したので、インターンとして採用しました。


ーー現在は、何名程度のインターンが在籍しているのですか?





星野 :40人ほどです。8割はInfrA経由で採用していて、特に今年の5月は30人以上から応募が来ました。


ーーとても多いですね!インターンを採用するメリットをお伺いできますか?


星野 :成長速度の速い学生に出会えることです。


最初は2人採用し、たくさんの期間を与えました。すると、短期間で驚くほどに成長したんです。「大手の新卒社員よりも優秀だ」と思えるほどの急成長でした。


スタートアップでのインターンを考える学生は、「ゼロから何かをやってみたい」というモチベーションがあります。なので、3ヶ月もあれば圧倒的に成長してくれるんです。能力は仕事の過程でいくらでも伸ばせますが、やる気やモチベーションは素質に依存します。


これまでの採用と育成を通じ、そうした事実に気づけたので、現在は積極的にインターン生を採用しています。もちろん、基準は厳しいですけどね(笑)。

長期インターン採用のコツはフォローアップの環境を充実させること




ーー優秀なインターン生を採用するのは、事業のスケールに大きなメリットがあるのですね。また、学生にとっても非常にいい機会になりそうです。


星野 :成長速度が速い理由の一つに、「徹底的に教えてあげること」があります。弊社では、インターンであっても、いち社員として扱います。雑用を任せることはしないんです。僕たちと一緒の仕事をしてもらうので、学生さんにとってもいい機会だと思います。


もちろん教育に時間を割けば、それだけ成長してくれるので、会社にもメリットがたくさんあります。また、インターンを通じて業務内容や会社の雰囲気を知ることができるので、インターン生がそのまま本採用に進むこともあるんです。


ーーインターンとしての採用が、本採用につながるケースもあるんですね。信頼できるメンバーを採用できるのは、大きなメリットだと思います。


星野 :そうですね!特にスピード感が求められるスタートアップは、「阿吽の呼吸で仕事ができる」ことが大事になると思うので。


ーーちなみに、御社はインターン採用に成功されているかと思いますが、秘訣はありますか?


星野 :実際に働いている学生には、「フォローアップの環境が整っている」と言ってもらえています。たとえばインターンとして入社してくれた学生には、卒業後の進路までサポートすると決めています。


掲載している業務内容や待遇が、入社後にも齟齬がないので、採用後の定着率の高さ、そしてそもそもの採用率の高さにつながっているかもしれません。


あとは、「InfrA」の質の高さもあると思います。他社の採用サービスも利用しているのですが、そちらは「少し興味がある」程度で連絡をくれる学生が多いんです。ただ、「InfrA」経由の学生は、そもそもインターンに懸けるやる気やモチベーションが違います。

「長期インターンは、人生を豊かにする手段になる」ーー星野社長が学生に伝えたいこと




ーーインターンの待遇やフォローアップに関して、大切にしていることはありますか?

星野 :「仕事とは、楽しいものだ」と理解してもらうことを大切にしています。前職時代に、同じ事業部の新卒社員が4分の3も辞めてしまう経験をしました。優秀な人でも、会社の環境によって結果が出せなかったり、やりがいを見出せずに退職してしまうケースがよくあるんです。


僕も一度、会社を辞めそうになったことがあります。ただ、上司や仲間が救ってくれたんです。そのときに「すごくいい会社だ」と感じました。


そのときに、「会社を嫌になって辞めてしまう人」と「いい会社だと思って頑張れる人」の違いを考えてみたんです。僕の中での結論は、「チームで働くことや、組織で働くことの本質を理解しているか」です。


弊社で働いてくれている学生には、インターンを通じ、仕事の本質を理解してもらいたいんです。そうすれば、彼らの人生がさらに充実する。心からそう信じているので、働いてくれることへの感謝を伝えたいですし、成長にコミットしたいと思っているんです。


ーーちなみに、御社でインターンをすると、どのような能力が身につくのでしょうか?


星野 :自分で考えて行動する力、チームで働く力、そして人間的成長ですかね。エクセルが使えるようになることや、記事が書けるようになることは、大したスキルではありません。練習すれば誰でもできるようになることではなく、一番大切な「自分がやるべきことを考え、行動に移せる主体性」が身につくはずです。


ーー御社でインターンをすると、その先の人生も豊かになりそうです。


星野 :ありがとうございます。若いうちは、まだ出会ったことのない、未経験の出来事を体験した数だけ、成長できる。なので、いろんなことにチャレンジできる環境を用意してあげたいと思っています。

そうした意味で、学生には、早いうちから長期インターンをしてみることをお勧めします。自分と似た人間が集まりやすいコミュニティから離れ、チャレンジすることを楽しめるようになってくれたら嬉しいです。



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