就職活動の一つとしてインターンシップというものがあります。実際に企業で就業体験をさせていただくものですが、それにあたって企業側には様々なことでたくさんお世話になると思います。
単に開催への感謝だけではなく、多くの貴重な体験であったり、他では聞くことのできないお話をしていただけたことはありがたいことです。
インターンシップに参加したことで成長させていただいたと考えるインターン生も多いでしょう。そのような企業の方々に対し、お礼の気持を伝えたいと感じるインターン生は少なくないと思います。

しかし、お礼状を今までに書いたことのある大学生は少ないでしょう。どのように書いたら良いか、どのような便箋、封筒を用いたら良いものなのかがわからないと思います。
なので、今回はインターンシップのお礼状に使う封筒や便箋はどのようなものが良いのかをご紹介いたします。

お礼状の書き方について詳しくはこちら


【目次】
1.インターンシップでお礼状に使う封筒は?
2.お礼状に使う便箋はどんなものを選ぶ?
3.封筒の書き方の例をご紹介!
4.まとめ

インターンシップでお礼状に使う封筒は?

まず、どのような封筒に入れてお礼状を渡せば良いのか悩む方が多いはずです。世の中に封筒は様々な種類が存在しています。何も知らずに買いに行っても困ってしまうかもしれません。

インターンシップでお礼状に使う封筒として一番良いものが、無地の白い封筒です。白無地の封筒であれば相手に何か悪い印象を与えることは避けることができます。困ったときは、白無地を選びましょう。
茶封筒は事務的なものに使うものなので、お礼状の提出にはNGです。

履歴書やES等A4用紙を提出する場合は、書類を折らずにそのまま入れることができる角形A4か角2号がいいでしょう。

ですが、お礼状はそのサイズに合わせた封筒にしましょう。
手紙のB5サイズを入れるには、B5用紙を三つ折りにしてピッタリと入る長形4号を選ぶのがいいでしょう。

お礼状に使う便箋はどんなものを選ぶ?

次に、封筒の中に入れる便箋はどのようなものが良いのかというと、こちらも封筒に揃えるのが無難です。
つまり、白い無地の便箋が良いと考えられます。

文房具屋さんなどに行くと様々な便箋があり、少し装飾があるものも多いですが、インターンシップでのお礼には適しません。白無地をオススメします。
紙が薄いものであれば滲んでしまいやすかったりもするので、少し値段の高い紙がしっかりしているタイプを選んだほうが失敗が少ないので、気をつけてみてください。

このように、インターンシップの参加後にお礼状を出す場合には、便箋も封筒も使うべきものが決まっています。白無地以外で出してしまうと、せっかくお礼状を出しているのにも拘らず、マナー違反に受け取られてしまうかもしれません。

感謝の気持ちを伝えるはずが、相手に嫌な思いをさせてしまうのは誰しも悲しく思うものです。そのようなことがないように、白無地のものを探してお礼状を書くようにしましょう。


封筒の書き方の例をご紹介!

ここまで、お礼状を送る際に相応しい封筒や便箋の選び方について解説してきました。
では、具体的に宛名をどのように書けばいいのか・気をつけるポイントは何かを画像も交えながら解説していきます。





①宛先住所

送る先の企業の住所は、ビル名やオフィスのある階数もしっかり調べて省略せずに書きましょう。
「一丁目一番地一号」のように、漢字を使って丁寧に記入しましょう。

②宛名

連絡を取り合った・お世話になった人事の方を宛名にするのが良いでしょう。
特に個人に送りたいわけでなければ、人事部宛てに送るのが一般的です。

注意点は、「○○様」「○○御中」の使い方です。
「人事部○○課 ●● ●●様」のように、個人宛の場合は「様」
「人事部○○課 御中」のように、企業や部署宛の場合は「御中」
を使うようにしましょう。

➂切手

切手は封筒のサイズや封筒と便箋を入れた全体の重さによって金額が異なるため、事前に調べましょう。
郵便局で重さをはかってもらうことができるので、重さについて心配であれば郵便局を利用しましょう。

④差出人住所・名前

自分の住所も、宛先住所と同じように省略せずマンションであればマンション名や部屋番号も忘れずに記入しましょう。

⑤糊付け・封字

全て記入出来たら糊付けして、封をした部分の中央に黒ペンで「〆」の封字を記入しましょう。


まとめ


以上、お礼状の封筒について守るべきマナーは理解できたでしょうか。
お礼状の書き方や、履歴書・ESの書き方など、関連記事もぜひ参考にしてみて下さいね。