(目次)
・インターンは大学1年生、2年生でもできる
・大学1年生、2年生からインターンをスタートするメリット
・大学1年生、2年生からのインターンを探す方法
・まとめ


大学1年生、2年生の人は、すっかり大学生活にも慣れたでしょう。新しいことを何かスタートしようと考えれば、おすすめはインターンです。インターンというのは、就活をしている学生が対象であるためまだ自分たちは対象でない、というように考えている大学1年生、2年生も多くいるでしょう。しかし、インターンは、就活している人のみが対象でなく、大学1年生、2年生からでも参加できるものもあります。ここでは、インターンは大学1年生、2年生でもできる、大学1年生、2年生からインターンをスタートするメリット、大学1年生、2年生からのインターンを探す方法、についてご紹介しましょう。

■インターンは大学1年生、2年生でもできる

インターンというのは、就職を学生がする前に、仕事の体験を積み重ねておくために、一定期間仕事を体験することです。インターンの種類としては、短期タイプ、長期タイプ、見学タイプ、セミナータイプ、実践タイプ、無給タイプ、有給タイプ、といろいろなものがあります。日本においては、インターンは主として就活している人が対象であるようなイメージがあります。しかし、就活している人だけでなく大学1年生、2年生のためのインターンも実際にはあるため、誰でも学生であれば参加することができます。 

●アルバイトとインターンの違い

仕事をインターン生として行ってお金をもらうということであれば、全くアルバイトと同じではないかと考えるかもしれません。しかし、アルバイトとインターンは違いが少しあります。主として違っていることは、2つの仕事をする目的と対象になる人です。基本的に、アルバイトは主な目的がお金を儲けることでしょうが、インターンの場合は目的がスキルアップであり、具体的な体験がその職種についてでき、また同時に責任がある程度あります。また、アルバイトの場合は、学生、フリーター、主婦などの全ての世代の人ができますが、インターンの場合は就業する前の学生だけに限られています。

●学業とインターンを両立することが難しいこともある

インターンと言えば、週に2日〜3日勤務するものが多く、多くの必修科目と授業のコマ数があるため、大学1年生、2年生の場合は相当参加しにくいかもしれません。また、課題や試験の前の授業とインターンを両立することが難しいため、参加するかどうか悩むでしょう。しかし、会社は大学における授業の大切さを認めています。そのため、この旨を伝えると、会社によっては試験の期間は休みにしてくれたり、日程を調整してくれたりするなどしてくれます。

■大学1年生、2年生からインターンをスタートするメリット

インターンは大学1年生、2年生でもできますが、では、大学1年生、2年生からインターンをスタートするとどのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは、大学1年生、2年生からインターンをスタートするメリットについてご紹介しましょう。

●将来の目標がインターンを体験することによって見えてくる

まず、具体的に将来の目標が見えてくるというメリットがあります。インターンを通じて、より深く自分が関心がある職種に関して把握でき、具体的に自分の将来像がイメージできます。また、大学1年生、2年生からインターンをスタートするため、自分が望んでいる職種がもし考えているものと違っていた際などは、やり直しが違った職種でできるメリットがあります。大学生の場合は、アルバイトを60時間月平均で行っているそうです。大学1年生の時に720時間、大学1年生~4年生ではトータル2880時間になります。このような時間があれば、どのようなことでもマスターできるのではないでしょうか。インターンを行うことによって、将来やりたいことが具体的に見つかり、しかもこれを実行するスキルをマスターできることがインターンのメリットです。

●アルバイトよりもインターンは稼ぎやすい

インターンのメリットは、稼ぎやすいということがあります。900円〜1200円くらいがアルバイトの一般的な時給ですが、インターンの有給のものの場合は1000円以上の時給になるケースが多くあります。インターンの中には、2000円の時給のようなものもあります。しかも、実力がインターンを通してつけば、昇給がインターンでもできる制度を採用している会社も多くあります。昇給できる制度というのは、給与がスキルに応じてアップしていくものであるため、大学1年生からインターンをスタートすれば大学4年生の時期には給与が多くもらえるようになるでしょう。

●インターンの体験は圧倒的に就活において有利になる

インターンのメリットとしては、アピールポイントが就活でできるため、有利に就活がなることです。部長をサークル活動でしていました、アルバイトでリーダーでした、などというようなことも自己PRとしては十分に素晴らしいものです。しかし、就活が実際にスタートすると、面接において就活生のほとんどがアピールを同じように行います。雇用する会社の担当者側から見ると、自己PRのこのようなものはほとんど同様に見えており、優劣が付けがたくなります。一方、インターンを大学1年生、2年生からスタートする学生は多くなく、雇用する担当者から見れば、非常にインターンの体験は関心があります。また、就活がスタートする時期には、実力もインターンを通してついているため、実力面・スキル面から見ても、就活の面接において非常に有利になります。 

●社会人とのコミュニティができる

大学生活を普通に送っていれば、コミュニティは同世代としかほとんどできません。これはいい居心地になりますが、コミュニティとして同世代のみにいれば、考えてもみなかったような体験や、全く分からなかったような情報に出会うチャンスはあまりありません。大学内のコミュニティの他に、社会人と自分の視点や知識をアップしてくれるようなコミュニティが作れるのも、インターンのメリットです。

■大学1年生、2年生からのインターンを探す方法

では、基本的に、大学1年生、2年生からのインターンはどのように探すといいのでしょうか?
ここでは、大学1年生、2年生からのインターンを探す方法についてご紹介しましょう。

●インターンを募集しているサイトで探す

インターンを募集しているサイトとしては、日本で最大クラスのインターンを募集しているサイトがおすすめです。おすすめのインターンを募集しているサイトでは、紹介している全てのインターンが有給であるため、アルバイトの代わりとしてスタートしやすいものです。また、大学1年生、大学2年生が歓迎のインターンを募集している求人が多く紹介されています。大学1年生、大学2年生のインターンに関心があれば、ぜひ確認してみましょう。

●インターンの無料相談会を利用する

インターンを募集しているサイトを確認しても、インターンはどのような内容か、どのような評判か、自分に適しているかがよく分からない、あるいは、インターンに初めて応募するため、選考対策や面接対策も十分にできるか心配である、というようなこともあるでしょう。このようなインターン未経験者・初心者の場合、おすすめはインターンの無料相談会です。キャリアコンサルタントが、インターンについての相談や選考対策・面接対策、自分に適したインターンを無料で紹介してくれます。インターンの無料相談会は、大学1年生、2年生でも個別相談会であるため心配なく利用できます。おすすめのインターンを募集しているサイトでは、学生の一人ひとりを十分にサポートするため、平日は毎日無料相談会を開催しています。

インターンの無料相談会をおすすめしたいのは、 
・インターンの初心者、自分に適した職種や会社が分からない大学生
・インターンの求人情報のみでは内容が分からない、インターンのおすすめの求人を知りたい
・面接に受かる自信がない、内定をもらうために選考対策・面接対策を受けたい
・インターンに受かるためのノウハウ・テクニック・心構えが知りたい
・スキルアップをさらに目指せる高いレベルのインターンを見つけたい
などというような悩みを持っている学生です。

インターンの無料相談会を利用するメリットとしては、
・キャリアコンサルタントが完全にサポートしてくれる
・インターンとして紹介してくれるものは全て有給であり、アルバイトの代わりに稼げるインターンに巡り合える
・求人情報のみでは把握できない会社のマル秘の情報が掴める
・キャリアコンサルタントの選考対策によって面接に受かる率がアップする
・自分が参加したい、やりたいインターンがはっきりする
などが挙げられます。

インターンの無料相談会は、最大の所要時間が1時間程度で、内容としては、
・インターンの関しての説明
・参加したいインターンはどのようなものかの確認や相談
・自分の希望にマッチしたインターン先の会社の紹介
・キャリアコンサルタントによる選考対策・面接対策
・お悩み相談や質問タイム
などが挙げられます。



●キャリアセンターに大学で相談する

キャリアセンターに大学で相談する方法もあります。インターンの情報を、大学のキャリアセンターでも取り扱っていることがあります。しかし、インターンの情報として取り扱っているものはあまり多くなく、有料でないインターンが多いので、情報としてアルバイトの代わりにするためには不足する場合があります。相談にキャリアセンターのスタッフが乗ってくれる場合があるというメリットがあります。そのため、キャリアセンターで、自分がやりたいこと、興味があることを考慮して相談してみましょう。

■まとめ

ここでは、インターンは大学1年生、2年生でもできるということをご紹介しました。思い切って大学1年生、2年生からインターンをスタートすると、将来自分がやりたいことが探しやすいし、お金も稼げます。さらに、先々就活がスタートした際に、頭一つ同級生の中でリードすることができます。インターンを大学1年生、2年生からスタートすることは、ここでご紹介したようないろいろなメリットがあります。どのようなインターンを募集しているのかについてまず確認することからスタートしてみて、興味があるインターンがあれば、ぜひ大学1年生、2年生から応募しましょう。