就活時に重要視される事項の一つが志望動機でしょうね。面談でも特に聞かれる機会が多いのではないでしょうか。志望動機をいかにして面接担当者に対して訴求し得るものとなるかは、選考の合否をも左右しかねないのです。志望動機において抑えるべきポイントを踏まえておくことによって、採用に至るといえるのです。
当記事では、メーカーにおける志望動機をどのようにして説得力あるものとしていくかを解説していきます。メーカーのみならず、そのほかの業界であろうとも根幹となる部分については同じくしていますから、全就活生が注目すべきですよ。

なぜ、企業は志望動機を重視するのか?

志望動機を尋ねられるのは、面接のみならずエントリーシートでも同様のことです。なぜこうも企業は志望動機を重視しているものかといわれれば、それは志望動機が選考の可否を決定するに際して大きな比重を占めているからにほかならないからです。企業が就活生に対してどのような点を判断しようとしているのかというと、それはズバリ意欲や熱意でしょうね。

なぜ意欲や熱意を重視しているのかについてさらに突っ込んでみると、これは内定後の辞退を未然に防止するという目的があります。新卒が主に採用されていくのですが、厳密に人数が決まっており、これに基づいて採用を決定していかなかれければなりません。そのような際に内定の辞退が多発してしまえば、当初予定していた採用人数の確保がままならないこととなりかねません。
このような事態を懸念するともなれば、内定を辞退することが予測される就活生をあぶり出し、内定をさせないようにしなければなりません。これを判断する良い材料が志望動機という次第なのです。もし志望動機が企業に対して訴求し得るものとするには、企業について入念な把握をしつつ、どのような理由で入社を希望するかを自己の経験に根ざした上で伝達していく必要性があるのです。単に志望動機といえども、これだけでも相当な労力を要することから、意欲を調べる恰好の材料となるわけなのです。よって、志望動機が誰にでも該当し得る薄っぺらいものであればあるほど、到底内定は勝ち取れないといえますね。

志望動機が訴求し得るものであれば、企業に対しての理解が強いものと判断できます。このモチベーションのままで入社すれば、今後も不満を抱くことのないままで勤務してくれるはずです。この根拠とは、入社の前後で企業に対して齟齬が生じていないからです。
3年未満の早期離職に至った新卒の多くが入社した後に当該企業に対して齟齬を感じる傾向にあるとされています。早期離職に至ったことは本人のみならず、企業側からしても損失となってしまいます。よって、企業側としては、採用時に志望動機を見ることにより、どの程度当該企業に対して理解しているかに応じて、入社後に抱かれがちな齟齬について尺度を図っているのです。入念な理解があるものと判断できれば、その人は入社後にも何らの齟齬なく勤務し続けるものと考えているわけです。

メーカーの志望動機を書く前に!

上記の事項を踏まえた上で、説得力ある志望動機を起案する上で不可欠なものについて解説していきます。

(1)メーカー業界と企業理解を深める

メーカーとは、様々な業界を包括したものです。自動車や食品、化粧品や化学などといったように実に広範に及んでいます。同じメーカーであったにせよ、自動車メーカーと化粧品メーカーとでは、志望動機の記載内容はガラリと違ってきます。そのため、単に概括的にモノづくりに携わりたいという志望動機であれば、人事担当者には何らも訴求し得ない余地が大きくなってしまいかねません。

よって、それぞれの業界に応じて、どのような特徴を有しているか、志望する企業に関する知識について透徹しておくことが必須といえます。企業としても、自社製品の愛用者を採用したくはないとはいえないものの、それよりは業務によって活躍できる就活生を採用したいことは明らかでしょう。そのような次第で、メーカーのなかでどのような根拠のもとでこの業界を選択したか、この業界内で多くの競合他社がひしめき合うなか、敢えてこの企業を選定した相当たる理由を訴求し得るものでなくてはならないのです。
志望する企業の扱う製品が我々にとって身近でイメージしやすいものであればあるほど、ユーザーサイドからの視点ではなく、事業という観点から見ていかなくてはなりません。このような観点のもとで志望動機を作成しなければいけないのです。

これを実現させるためには、まずは業界や企業に関する詳細について、入念に調査しておくことが不可欠です。志望動機を起案しながら、企業のことを思案できるのであれば、その限りではありませんが。
あくまでも事業としての観点を踏まえた上で、志望動機を起案しなければならないのです。ユーザーサイドからは顕著であっても、事業の観点からは何らの知識もないというのでは、完全にお門違いといわざるを得ませんよ。このような意識のままで志望動機を起案してしまえば、選考に受かるところを考え直される余地が生じるというべきです。これを回避するためには、当該業界や当該企業のことを丹念に調査した上で、どのようなところに強みがあるかを把握しておくことが重要なのです。

(2)自己理解を深める

志望動機を起案していく上で不可欠なものとは、自己がどのようなことをやりたいのかです。これが判然としていなければ、メーカーのみならず、どのような業界であろうとも志望動機を起案することは不可能とまで断言できます。志望動機の性質上、根幹となる部分は、どのようなことをやりたいか、それを実現し得るのは御社である、などといったもので、これに様々な事項を敷衍しているに過ぎないからです。

しかしながら、自己がどのようなことをやりたいのかを発見することは困難なことでしょう。そのような際に有用であるのが自己理解を深めることにあります。具体的には、過去にどうようなことをしてきたか、どのようなことが楽しかったか、あるいはやりがいがあったか、その反面どのようなことが退屈と感じたかを反芻させていきます。そのようなことを踏まえてこれからやりたいことを抽出していくわけなのですよ。なるべく言語として敷衍していくようにしましょう。これにより、自分でも気付かなかったことに気付くようになるのです。

自己理解を深めた後は、どのようにして実現し得るものかを考えていきます。メーカーそれぞれでどのような差異があるのか、具体的には、職務の内実は当然として、企業の態様や環境などについてです。
ある一人の人間に対して人生における良い効果を与えたいと思っているのであれば、不動産業界や人材に係る業務などが適しているといえるでしょうね。そうすると、実際に就職活動をしていく上で、自分が就業するためには、いかなる条件が必要となるかを理解している必要があるのです。業界や企業を研究することによって、自己にどのようなものが不可欠であるかを検討していきましょう。

まずは、自己がどのようなことがしたいか、これを実現し得る環境とは何か、選考するに際して当該企業が合致しているか否か、これらについて習熟していれば、志望動機などいとも簡単に起案することが可能となるのです。また、メーカーのみならずとも有用な方途ですから、業界を問わず用いることだってできますよ。

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メーカーの志望動機の書き方のコツと例文

上記で述べたことに照らした上で、化粧品メーカーの就活における志望動機の例文を実際に見ていきましょう。

「私が御社を志望した理由とは、御社の事業に加わらせて頂くことによって、人々に希望や夢などのプラスの感情を与えることが実現できるものと考えたためです。
私は、常日頃から何らかの付加価値を提供できるような職務に励みたいと思っています。とりわけ、人々を健常な感情にさせる力のある化粧品業界に魅力を感じました。」

最後にコツとしては、まずは結論から書き始めるということを意識しておきましょう。これはどのような起案であっても同様のことですから、この際徹底して身につけておくべきです。

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まとめ

メーカーの志望動機についてみてきましたが、いかがでしたか?メーカーは、どのような業種であっても就活生からの絶大な支持を得ています。序文に記載したとおり、志望動機は選考に際して、その可否を大きく左右しかねないものなのです。説得力のある志望動機を起案して、ぜひ選考を通過しましょう。

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