毎日たくさんの人が利用しているバス。都営バス、市営バス、高速バス、観光バスなど、バスの種類も違えば、バス会社も日本全国たくさんあります。
さて、バス業界は現在、いったいどうなっているのでしょうか?バス業界を目指す人にとっては、必見の内容となっています。是非、参考にして下さいね。

交通手段として必要不可欠。バス業界とは?

自動車や電車、タクシーと並んで、多くの人たちの交通手段として欠かせない乗り物である「バス」。バスは長年多くの人々に必要とされているからこそ、バスに関わる仕事も長きに渡っていると言えるでしょう。
時代の流れと共に、世の中には残念ながら消えゆく職種もある中で、これは素晴らしいことです。バス業界と言っても、路線バスと観光バス、そして高速バスの運転手では勤務時間も働き方も異なります。
一度バスの運転に関係する資格を取れば、定年までまたは定年後も、シニアスタッフとして雇ってもらえる可能性が非常に高いという恵まれた業界です。
バスが交通手段として消滅しない限り、バスに関係する職業も無くならないと考えて良いでしょう。

目指すなら知っておきたい!バス業界の4つの特徴

入社してから、こんなはずではなかったという事態を招かないためにも、バス業界の特徴をきちんと押さえておきましょう。もちろん、就職先の会社によって違いますが、ここでは一般的なバス業界の特徴をまとめてみました。

特徴1. 資格さえ取れば、求人は安定している

誰でも、バスの運転手になれるわけではありません。
バスは普通自動車とは別に、専門の免許を取得する必要があるからです。一度免許を取得して、運転技術をしっかりと身に付ければ、安定した求人が続いているバス業界であれば、職に困ることはないはずです。
現在のバス業界の特徴としては、働く人の年齢がやや高めの傾向にあります。
それゆえに、若手社員の育成や女性社員の獲得に力を入れているようですね。

特徴2. まだまだ男性が多い業界である

女性の社会進出が進んでいますが、バス業界に関してはまだまだ男性が多い傾向にあります。バスガイドは女性のイメージが強いですが、毎日のバスの運行業務はやはり男性が担っています。
その理由のひとつに、バス業界は勤務時間が不規則な上に長い、しかしながらお給料はあまり高くないという固定観念があるようです。子育て中の女性だけではなく、長時間の運転は体力的にも女性には厳しいイメージがあることから、女性の応募が男性の応募に比べて伸び悩んでいるのかもしれません。

特徴3. 変化・改善が期待できる業界

近年のバス業界には、変化が見られます。
それは、運転手の長時間労働が引き金となり起こった、悲しい事故が少なからず関係しています。バス業界内でも決して起きてはならない事故として、労働者の待遇改善や無理のないスケジュールなどが見直されている真っ最中なので、これからバス業界へ進もうとしている方はとても良い時期と言えるでしょう。労働者の待遇やシフトスケジュールなどが改善されようと良い方向に向かっているところなので、業界自体の変化や改善が期待されます。

特徴4. 正社員登用される確率が高い

バス業界は、正社員だけではなく、契約社員や嘱託社員も多いのが特徴のひとつです。現在は、人材不足が懸念される業界だからこそ、さまざまな形で雇用が拡大しています。
しかしながら、バス業界は契約社員や嘱託社員で雇われても、ある一定年数真面目に勤めあげれば正社員への昇格が期待できる業界です。




バス業界の動向

バス業界は、安定した求人がありますが、お給料は他の業種と比較してあまり高くはありません。もちろん、勤務先によって差はでてきます。

勤務先が地方であるか、都心であるか。また従業員数や売り上げ規模によって、従業員のお給料にも反映されます。
技術が求められる職業柄、事故の有無や時間管理などが査定の対象となり、お給料に反映されるところが多いようです。

大手バス会社、人気バス会社ってどこ?

バス会社のランキングは、保有台数や営業売上、従業員数など色んな項目ごとに違ってきますので、一概には言えません。けれども、バス会社のランキングがあると必ず上位に入ってくるのが、福岡県にある西日本鉄道と神奈川県の神奈川中央交通ということは確かです。
観光バスで強いのは、やはりJRバスウィラートラベルVIPライナーなどの利用者の間でも知名度が高いバス会社たちも、後を追っています。

どんな仕事があるの?

バス業界に就職をすると言っても、さまざまな業種に分かれています。
華やかなバス関係の職種として、まず思い浮かぶのは「バスガイド」です。豊富な知識と不規則なスケジュールに耐えられる体力とタフさが必要となります。
子供のころから憧れていたという人も多く、若い世代の新規就労者も目立ちます。男性は、圧倒的にバスの運転手として働く人が多いです。

しかしながら、バスの運転手にも大きく分けて、2つのタイプに分かれます。
1つ目は、みなさんが日常生活の中でよく利用するであろう「乗り合いバス」の運転手です。

2つ目は、「貸し切りバス」の運転手です。深夜の時間帯に運行する高速バス、修学旅行や団体旅行、観光ツアーで使われる観光バスなど色々な種類があります。

乗り合いバスと貸し切りバスの運転手。何が違うの?

どちらも安心・安全な運転のもと、乗客を安全に目的地まで届けるという点では、同じです。けれども、仕事内容には違いがあります。
乗り合いバス運転手は、地域住民が普段使いするバスなので、時間通りに運行するのが最大の課題となります。決められたルートを確実に運転していくことが、非常に大切です。

一方で、貸し切りバスの運転手は長時間乗客と関わりながら、旅行が円滑に進んでいくように努めなければなりません。
道路の混雑状況によっては、道を変えて円滑なルートを探す能力も必要ですし、社内の雰囲気を盛り上げながら進める能力も必要です。

運転以外の仕事も重要

運転手は運転だけをしていればよいというわけでは、ありません。
乗客の体調不良を敏感に察知して、最善の対応を尽くす義務がありますし、車内の忘れ物やトラブルにも適切な対処が求められます。
バス会社によっては、乗車前の車両点検やタイヤチェックなどをしなければいけないところもあります。ただ運転していればよいという、単純な業務内容ではないのだと知っておきましょう。人の命を預かっている以上は、責任を持ってトラブルに対応して、お客様が乗車してから降車するまでをしっかりと見守りましょう。

自身の体調管理も大事

事故が起きないように安全運転をするのは、簡単なようで、難しくもあります。
安全に運転するためには、運転手の体調が良い状態でなければなりません。
高速バスは深夜帯の運行になる場合が多く、また何時間も運転し続けなければなりません。
体力、集中力に自信が無いと、高速バスの運転手はなかなか厳しいと思われます。



まとめ

いかがでしたか?今回は「バス業界」についてお話しました。
バスを運転するためには、資格を取得する必要がありますが、安定した求人があり、今後も継続して雇用がある業界だと言えるでしょう。
事故なく、継続して勤務することで、契約社員や嘱託社員からの昇給も見込める職種です。
人の命を預かる大切な仕事なので、誇りと責任を持って仕事に取り組んでいる人が多いです。ぜひ、バス業界に就職して、たくさんの人の足となり、やりがいを感じながら過ごしていくのも1つの選択肢です。