(目次)
・人気インターン/インターンシップの特徴
・ベンチャー企業のインターンがおすすめ

■人気インターンの特徴

現在の大学生は、インターン/インターンシップにいろいろな目的で参加しているようです。

例えば、インターンに参加する目的としては、
・有利に就活をしたい
・スキルをアップしたい
・興味がある業界や仕事について詳しく把握したい
などが挙げられるでしょう。
このような目的のためにも、インターンはどのようなものに参加するといいか把握しておきましょう。ここでは、文系の学生の人気インターン、理系の学生の人気インターンについてご紹介しましょう。インターンとしてどのようなものを選択するといいか悩んでいる場合は、ぜひ参考にしましょう。

●文系の学生に人気のインターン

理系の学生と違って、文系の学生は、そのまま大学で学習したことが活用できることは多くないでしょう。そのため、どのように大学生活を送ったかが大切になります。ここでは、文系の学生に人気のインターンのランキングについてご紹介しましょう。

・営業職が文系の学生に人気のインターンの第1位
営業職の募集が、文系の学生に人気のインターンの第1位です。というのは、やはり文系の多くの学生が、営業職に就職してから就くためでしょう。就職のことを考慮して、営業力を磨きたい、営業の仕事を把握しておきたい、というような学生が多くいるようです。営業のインターンが人気になっているのは、容易にイメージが仕事対して沸くためでしょう。また、社内営業力は、どのような仕事を将来する場合でも必要になります。アプローチの方法やプロジェクトについての考え方など、意見が社内でまとまらない場合も当然あるでしょう。このような場合は、スムーズに社内での段取りや調整をする力、つまり社内営業力が必要になります。営業のインターンでは、このような社内営業のための交渉力、段取りなどもマスターできるでしょう。


・マーケティングが文系の学生に人気のインターンの第2位
マーケティングのインターンも、文系の学生に人気のものです。ウェブマーケティングに対する仕事の需要が近年高まると同時に、このスキルを学生の中にマスターしたいという人が多くなってきたのでしょう。ウェブマーケティングのインターンを募集している会社は、多くの裁量を学生に与えているところもあるため、このことも人気になっている理由でしょう。学生と言うことでも、その会社のメインの事業についての仕事ができるため、ウェブマーケティングの知識だけでなく、非常に幅広い仕事を行うこともできます。また、独立したいと思っている学生にも人気があるようです。大きくウェブサイトをする戦略は、自分が独立した後でも大切な知識になります。大学の時からこのような知識をマスターできることが、文系の学生からマーケティングのインターンが人気になっているようです。  

・アシスタントが文系の学生に人気のインターンの第3位
文系の学生からは、アシスタントのインターンが人気です。多くの社会人のためのスキルがマスターできるため、人気が文系の学生からもあるのでしょう。 具体的なスキルとしては、メール対応や電話応対のもの、さらに資料を作るためのものがマスターできます。このようなやり取りを社会人と行う際の言葉遣いなどのスキルは、就活の場合にも役立つでしょう。やり取りを面接官と行う際に、インターンでマスターした言葉遣いは必ず評価されるでしょう。また、パソコンを使って資料を作るスキルは、間違いなく社会人になっても役立ちます。文系の学生がインターンに初めて参加する場合も非常におすすめであるため、迷っているのであればこのようなインターンにまず応募するといいでしょう。


●理系の学生に人気のインターン
理系の学生の場合は、研究などのために忙しいので、インターンの時間を積極的に取ることが困難であるという人もいるでしょう。しかし、実務をインターンを通して行うことによって、多くのことが吸収できます。例えば、実際の世の中において自分の研究がどのように役立つか分かった、というような意見はよく耳にします。インターンに理系の学生であるからこそ参加すべきであるため、ぜひ参考にしましょう。ここでは、理系の学生に人気のインターンのランキングについてご紹介しましょう。


・エンジニアが理系の学生に人気のインターンの第1位
理系の学生に人気が最もあるインターンは、エンジニアです。特に、情報系の学生の場合は、大学で習っていることがどのように世の中で使われているか、について把握することができます。また、学生に話を実際に聞けば、3年生以降にプログラミングを本格的に習い始めるという場合も多くあるようです。もともと自信が自分のテクニックにある学生の場合は、プログラミングについての知識をインターンを通して習いたいと思うのでしょう。プログラミングについての知識を習いながら、お金ももらえるため非常にお得でしょう。インターン中に、自分のスキルの不足している部分や、目標になる人物を探すなどができるでしょう。理系の学生で、プログラミングの仕事を将来行ってみたいと思っている場合は、インターンで一度まず体験してみるのがおすすめです。イメージを将来の仕事に対して持てる方が、学習する意欲もアップするでしょう。

・ディレクターが理系の学生に人気のインターンの第2位
ディレクターとしては、主してウェブサイトのものが人気が特にあります。アシスタントとして、初めはディレクションを学習した後に、クライアントを学生が担当する場合もあります。責任者の立場で、どのような流れでウェブ制作の仕事が動いているかを学習することができます。ディレクターが、エンジニアの後には待っている場合が多くあるため、将来のことを考えておきましょう。チームをどのようにマネジメントするか、あるいは全体の仕事にプログラミングのスキルが影響をどのように及ぼすかを把握することができます。学生として、エンジニアの後のキャリアを考えている場合は非常におすすめです。 


・アシスタントが理系の学生に人気のインターンの第3位
不思議に思うでしょうが、理系の学生に人気のインターンもアシスタントになっています。理系の学生の場合でも、パソコンのスキルやビジネスマナーは必須になるため、このスキルを多くの学生が磨きたいのでしょう。大学の研究室では、このようなスキルは絶対にマスターできないため、仕事を通して学ぶしかありません。このようなビジネスマナーは、就活中も、就職した後も必要になります。また、理系の学生の場合は、パソコンのスキルが研究成果を自分が発表する際に必要になることもあるでしょう。このような場合に、アシスタントのインターンを通してマスターしたことを活用できるでしょう。

●積極的にインターンにチャレンジしよう

どのようにインターン先を決定すればいいか悩んでいるような場合は、ここでご紹介した人気インターンを参考にしましょう。このような人気インターンから、業種や勤務条件などでさらに絞り込んで探してみるのもおすすめです。どのようなインターンの場合でも、体験として将来に繋がるようなものができるでしょうから、積極的にチャレンジしてみましょう。


■ベンチャー企業のインターンがおすすめ

人気インターンとしては、ベンチャー企業のインターンがおすすめです。ここでは、ベンチャー企業のインターンがおすすめの理由についてご紹介しましょう。

●ベンチャー企業とは?

ベンチャー企業の定義は、実際には、はっきりしたものはありません。しかし、ベンチャー企業の特徴は、新規のビジネス領域を革新的なテクニックやアイデアなどをベースに手がけていることです。ベンチャー企業と一言で言っても、いろいろな業種があります。代表的なベンチャー企業とも言えるウェブ業界やIT業界もあれば、メーカ業界、マスコミ業界・広告業界・出版業界などでもベンチャー企業があります。また、創業したばかりの企業、日本を代表するような大企業、社員数が多くない企業、などいろいろです。

●ベンチャー企業のインターンがおすすめの理由

・インターンを通して成長が圧倒的にできる
ベンチャー企業のインターンの最大のメリットは、インターンを通して成長が圧倒的にできることでしょう。本格的な仕事を実際に体験することができます。ベンチャー企業のインターンで最も大切なことは、積極的に物事に取り組むことです。基本的に、自分から主体的に行動する必要があります。当然ですが、サポートを周りの社員の人はしてくれますが、成長したいと自分自身が努力しないと、周りの社員の人は見向いてくれません。仕事に対して責任感を持ってチャレンジした体験は、大きく自分自身を成長させてくれるでしょう。 

・関心がある職種・業界で仕事をする社員の人の実際の様子が分かる
ベンチャー企業のインターンの場合は、距離が社員の人と近いため、コミュニケーションをより密接にとることができます。なんとなく関心があった職種・業界で仕事をしている社員の人が、実際にどのような仕事を毎日しているかを近くで確認することができます。このような社員の人を近くで見ることによって、自分はどのようなことをやりたいか、より具体的に自分の将来像がイメージできるようになります。インターンに参加した学生からは、なんとなく関心があったが、実際に仕事をしてみて、より魅力があるものであると確信できた、全く現実と理想は違っていた、全く考えていた仕事とは違うことが就活前に分かって良かった、などという意見がよくあります。

・マスターしたスキル・体験が圧倒的に就活を有利にする
ベンチャー企業のインターンの場合は、社員の人の仕事と同じものを行うようになります。つまり、別の就活生とは違って、就活前にすでにビジネススキルを持っているようになります。別の就活生が、アルバイトやサークルで努力したことを一生懸命アピールするそばで、ベンチャーのインターンでの成果や、どのような気づきが仕事を通してあったか、がアピールできます。そのため、就活がにかに有利な状態でスタートできるか分かるでしょう。ベンチャー企業のインターンに参加すると、圧倒的に就活が有利になります。