双日の主な事業内容は?

ニチメン株式会社と日商岩井株式会社が合併して、双日株式会社が誕生しました。総合商社として、様々な事業展開を行っています。
事業として、自動車本部、航空産業・情報本部、環境・産業インフラ本部、エネルギー本部、石炭・金属本部、化学本部、食料・アグリビジネス本部、生活資材本部、リテール事業本部を展開しています。
特に、航空産業の伸びが大きく国内民間航空機代理店として一位のシェアを誇ります。力を入れているのが、民間航空機代理店事業・航空機リース事業・中古機のパーツアウト事業・ビジネスジェット事業・防衛関連事業・空港運営事業の6つです。
このなかでも、特に力を入れているパーツアウト事業と、空港運営事業について説明します。

・空港関連事業
人口増加や市場の大きさから、アジア地域の計画に力を入れています。航空収入のほかにも荷物検査等で用いられるICTを活用した各種モニタリングや管理システムの構築をしています。テロ等の警戒が強まる中、今後ますます需要が伸びる分野ですね。
また、ホテル観光事業を展開していくなど他の空港関連事業にも手を広げています。
2017年8月に日本空港ビルディング株式会社と共同してパラオ共和国に空港運営事業会社パラオ・インターナショナル・エアポート株式会社を設立しました。
パラオ政府との間で20年間の事業譲渡契約を結ぶなど海外にもビジネスの場を広げていっています。

・パーツアウト事業
パーツアウト事業とは、経年劣化したり使わなくなった航空機を買い取り、解体した部品を販売したり活用していく事業を指します。
国内民間航空機代理店として一位のシェアを誇っている実績を武器にして、優良企業の航空部品販売会社とビジネスを展開しています。
航空産業の伸びが大きい双日ならではの事業展開ですね。

IoT事業にも参入
近年、急速に需要が高まっているIoT事業。双日も2016年にインドネシアのIoTベンチャーと提携して海外のIoT市場に本格的に参入しました。
2017年には、「安全性と効率性の両立」「リアルタイムでシームレスな情報提携」を掲げて
IoTネットワーク「Sigfox」を活用した物流業界にも参入しました。


競合と比較した双日の強み

国内民間航空機代理店として一位のシェアを誇る、航空産業部門が双日の強みですね。
航空産業部門の実績を武器にした信頼やネットワークを活かしたフットワークの軽いビジネス展開に強い印象を受けます。
空港関連事業では、荷物検査等で用いられるICTを活用した各種モニタリングや管理システムの構築をしており、テロの警戒が高まる中、今後需要が見込めます。
このように、今後も必要になるであろう分野に携わっていることは国内民間航空機代理店として一位のシェアを誇り、信頼がよせられている双日ならではの強みです。
また、海外に航空運営事業会社を立ち上げるなど、今までのノウハウを活かしつつ一歩先のビジネス展開を行っていますね。
空港関連事業に関連して、空港周辺のホテル産業にも着手しています。このように、航空産業部門の強みを活かしつつ他の事業にも参入できるのは、総合商社の双日ならではと言えます。
このように今までの実績やノウハウを活かしながらも進化していく双日のビジネススタイルは、競合と比較しても上をいっています。
このように、航空産業部門だけではなく将来の需要が見込めるIoT事業にも参入していることも双日の強みです。
総合商社の規模の大きさを活かして、今後の需要が見込まれる事業に柔軟に対応していける企業形態は双日の強みの一つと言えますね。
少し、整理してみましょう。

双日の強みは…
・国内民間航空機代理店として一位のシェアを誇る、航空産業部門を活かしたビジネス
・需要が見込める空港関連事業に参入していること
・国内民間航空機代理店として一位のシェアを誇る信頼感
・今までの航空産業で培ってきたノウハウやネットワーク
・総合商社の企業形態を活かして空港関連事業に関連した他の事業に参入するなどの、柔軟なビジネスモデル
・IoT事業などの将来の需要を見越して動ける柔軟なフットワーク
以上が挙げられますね。

どのような学生を求めているのか

双日は総合商社です。そのため幅広いビジネスに携わる場面が多く海外のビジネス展開も積極的に行っている企業です。
特に双日は、アジア地域の空港関連事業や、パラオ共和国に空港運営事業会社パラオ・インターナショナル・エアポート株式会社を設立しています。
また、インドネシアのIoTベンチャーと提携して海外のIoT市場に参入するなど、海外の企業とビジネスを展開していることが多いです。グローバル化が進む現代では、ますます海外への市場に目をむけていくでしょう。
そのような状況の中で、これから必要な人材といえば語学力が達者な人材です。最低限、亜英語をある程度理解して話せなくてはいけないです。
また、アジア地域の空港関連事業にも力を入れているので、中国語等の他の言語を英語とプラスして話せると大きなアピールポイントになりますね。
また、IoT事業に参入しており需要が見込める分野となると、今後さらに力を入れていく分野の一つになることが予想されます。
なので、そのような新しい産業に敏感に反応できる積極的な姿勢を持つ人材を必要としてきます。
そのため、新しい産業に敏感であること、そのような将来を見据えて積極的に学習する姿勢をアピールしていきましょう。
また、企業が「どのような学生を求めているのか」を知るためには、企業理念を知ることも大切です。ここで確認してみましょう。

【双日の企業理念】
New Way, New Value
双日グループは、誠実な心で世界を結び、新たな価値と豊かな未来を創造します。

ここで気になるキーワードは「誠実な心」「世界」「新たな価値」「未来」です。
双日は航空産業部門の実績を活かしたビジネスを展開しています。国内民間航空機代理店として一位のシェアの信頼があってこそです。
その信頼が双日の航空産業部門を支えているといっても過言ではありません。その信頼を武器に、これからのビジネスを展開していくには誠実な心をもった姿勢の人材を必要としていることが分かりますね。
上記に書いた通り、双日は海外でのビジネスが盛んです。このようなビジネスはこれからも続いていくでしょう。それは、双日の企業理念に書かれている「世界」からも窺えます。
そのようなビジネスを一緒に展開していく人材には「語学力」を必要としていることが分かりますよね。
また「新たな価値」「未来」からは、新たな価値をビジネスを通して創造していくといった「チャレンジ精神」「積極的な姿勢」をこれからの人材に求めていることが分かります。
そのため、面接やエントリーシート対策には自分のエピソードを入れつつ「チャレンジ精神」「積極的な姿勢」をアピールしていきましょう。

ここで整理してみましょう。
どのような学生を求めているのか…
・語学力のある学生
・失敗を恐れない「チャレンジ精神」「積極的な姿勢」
・新しい産業に敏感に反応できる積極的な姿勢を持つ人材

以上が挙げられます。

まとめ

いかがだったでしょうか。以上が双日の企業研究でした。ぜひ今後の面接対策やエントリーシート対策の参考にしてみてくださいね。

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