この記事では就活・インターンシップに参加しようとしている学生のお金の負担を少しでも解消するような情報をお届けしたいと思っています。
就職活動はお金がかかります。交通費、お昼代、スーツやカバン、靴など挙げたらきりがありません。
その中でも一番出費の多いお金は交通費です。地方の学生が東京で就活をする際、交通費だけで平均10万円以上かかるといわれています。インターンシップに参加するためにもお金がかかりますし、インターンシップの選考に参加するだけでもお金がかかります。
都内に近い学生ならまだしも地方から都内の企業のインターンシップや説明会に参加する方の金銭的負担はとても大きなものになります。

就職活動中はアルバイトも思うようにできないためお金を稼ぐ手段もなくなります。就職活動にかかるお金を貯めておきたいのはもちろんですがお金を節約する方法も考えなければなりません。
そこで今回はインターンシップの交通費を節約するための方法をご紹介したいと思います。

「交通費の支給されるインターンシップに参加する」

手っ取り早いのが交通費の支給されるインターンシップに参加することです。
一日だけのインターンシップでは交通費はなかなか支給されませんが、一週間やそれ以上のインターンシップでは交通費が支給されることが多くあります。参加する前にその企業が交通費を支給してくれるか調べてから参加するのも一つの手です。

地方の学生にだけ交通費を支給するケースや、会社の施設に泊めてくれるケースもあります。地方の学生も遠いからとあきらめずに一度会社にお問い合わせすることをお勧めします。

「給料が出るインターンシップに参加する」

給料をもらいながらインターンシップに参加することで交通費を節約します。長期インターンシップは給料が出るケースが多いです。
長期でなくても給料が発生するインターンシップや交通費と称してクオカードがもらえるインターンシップも存在します。先輩に聞いてみたり、インターネットなどで調べたりしてから参加するのが良いでしょう。ここで注意したいのがインターンシップの内容です。

ほとんどの企業が学生のことを考えてインターンシップのプログラムを考えていますが、中には雑用に近いことばかりさせてくるような悪質な企業もあります。就職活動は本来、自分のなりたい姿や、やりたいことを見つけるための時間です。仕事内容やインターンシップの内容をよく考えてから給料のでるインターンシップに参加するようにしましょう。

「効率の良い回り方をする」

これは一日インターンシップの時に限りますが場所が近い会社のインターンシップを午前と午後に入れてしまうという方法です。午前中にA社のインターンシップに参加し、午後はB社のインターンシップに参加するという方法です。
少し大変ではありますが一日に詰め込んでインターンシップに参加します。A社とB社移動を歩きで移動することもお勧めです。都内の一駅二駅なら歩けますし、そこで交通費をいちいち払っていては後々大きな出費になります。

就活中はなかなか運動する機会も少ないので運動するいい機会にもなります。交通費の節約や、運動になることはもちろん、時間を有意義に使うことにもつながります。せっかく通勤時間と交通費をかけて通うなら二つのインターンシップに参加した方がお得だと思いませんか。交通費を節約できて運動もでき、時間も有意義に使える。一石三鳥です。

「遠くの学生は学割を利用する」

インターンシップでは交通費を負担してくれる企業も多くある反面、負担してくれない企業も多くあります。

交通費は一律いくらというのを決めて支給している企業も多くあります。そこで、新幹線やバスで移動するときに有効なのが学割です。通常料金より安く利用できるのでかなりの節約になります。

JRではJRから指定を受けた中学・高校・大学・各種専門の学生の方でご利用区間の片道の距離が101キロ以上ある場合に運賃が2割引きになります。学割乗車券を購入する場合学割証が必要です。事前に発行して学生証と一緒に準備しておきましょう。
回数券を利用するのもお勧めです。10回の値段で11回利用することができます。予定が決まっている方は回数券を利用するのも一つの手段です。

「高速バスを利用する」

遠くからインターンシップに参加する場合は高速バスなどを利用するのが良いでしょう。新幹線より5000円から10000円安く移動することができます。例えば福島発の東京行きでは往復で5000円程度と破格の安さで利用できます。
時間と体力的に少しきついですが、高速バスになれている人や、所かまわず寝ることのできる人は高速バスがお勧めです。しかし、企業から交通手段の指定がなく交通費が支給されるなら高速バスを使う必要はないでしょう。

「インターンシップの交通費の注意」

インターンシップに参加するにあたって交通費を支給されるときに注意したいのが公共交通機関を使った場合のみ支給されるということです。企業側から注意があると思いますが、公共交通機関を利用した際の領収書などは大切に保管するようにしましょう。
自分の車で来た際の高速代や長期休暇で友人の家から通うのに地元からの交通費の請求はまずできないと考えた方が良いでしょう。

中には交通費を多くもらうために新幹線の払い戻しをしたりする人がいますが、もしそういったことが企業に発覚したら悪い印象を与えてしまうことになりかねません。交通費は支給していただいているという誠実な態度をとることも重要になってきます。

以上インターンシップの交通費を節約するポイントや、注意点をご紹介してきました。
就職活動は長丁場の戦いで先が見えないこともあり、思ったよりも大変なこともあります。
そんなときにストレスを発散したり気の合う仲間と遊んだりしてオンとオフのバランスをとることがとても重要です。
通費を少しでも節約して自分のやりたいことや楽しいことにお金を多く使うことでより良い結果を手にすることができます。体調には気を付けて頑張ってください。