株式会社ナチュラリ（東京PCR衛生検査所）は高度医療機器販売、医薬品の販売卸業の事業経験を活かし、社会経済に大きな影響を与えている新型コロナウイルスの感染拡大防止に寄与すべく、登録衛生検査所として、PCR検査事業を展開しています。本事業に対する社会的な需要は非常に高まっており、24時間365日の稼働、1日あたり4300件の検査可能能力、および検体集荷から原則24時間以内、最短6時間での結果回答を可能とする体制を早期に実現を目指しています。 また、直近では東京大学先端科学技術センターと共に新型コロナウイルスに関する調査研究を進めています。 https://www.covid19test.jp/html/page4.html ■東京PCR衛生検査所設立の背景 従来のPCR検査は、「鼻腔・咽頭拭い液の採取」形式で行われていましたが、この手法は医師や看護職員などの医療資格保有者が行う必要があり、さらに検体採取者の感染リスクが高いという問題がありました。それゆえ、PCR検査を実施できる医療機関が限られ、社会におけるPCR検査の実施ニーズに対して、検査供給が圧倒的に不足することになり、社会問題化しました。 そのような状況が続く中で、厚生労働省は6月2日に「唾液検査」によるPCR検査の有用性を確認し、保険適用を認める方針を決定しました。「唾液検査」であれば、検体採取に係る感染防御や医療人材確保といった負担が軽減され、より多くの方に対して、手軽な料金でPCR検査の実施が可能となります。 そのような背景を踏まえ、弊社は6月に東京PCR衛生検査所を立ち上げ、国内最大級の唾液検査によるPCR提供体制を構築。早期診断のニーズが高いPCR検査の特性を踏まえ、都内の中心地に拠点を置くことで、検体の収集、利便性を高めることで、迅速に検体の回収・検査（最速で当日回答）を提供しています。 ビジネス、スポーツ、イベント、レジャーなど、安心してあらゆる社会活動を行える社会を取り戻すために。弊社は「希望する誰もが、手ごろな料金で、どこよりも早く」利用できるPCR検査の提供を通じ、社会貢献に取り組んでいきたいと考えています。