ベンチャー企業か大手企業か、いずれに就職するにせよ、新卒採用の機会は人生に一度しか訪れません。そのため、どの企業に就職するか決定する前に、情報収集を入念に行っておくべきなのです。当記事では、その足がかりとなるべく、ベンチャー企業に就職することを検討している就活生が事前に把握しておくべき事項について解説していきます。

ベンチャー企業?大手企業?どっちに就職する?

2018年度卒業予定の学生を対象としたアンケート結果によれば、大手に就業したい旨を要望する学生らの数は、全体の半数をやや上回っています。これは2010年以降初めてのことだそうです。
しかし、過半数は下回るものの、40%台後半といったように、ベンチャー企業に就職したいと要望する学生も顕著であったのが事実です。

しかし、なぜこうもベンチャー企業を要望する学生らが急増しているのでしょうか?その秘密を解いてみましょう。
その理由としては、成長に期待できること、裁量権を有することができるために、主体的に勤務できることが挙げている学生も顕著でした。

これに対して、大手企業はとにかく安定していることがメリットです。どのような時代であるにせよ、相当な事情がない限りは倒産のリスクを負うことはまずありません。それに資本自体も潤沢であることから、福利厚生などの待遇面についても充実していることはいうまでもなく、意識自体が相当高水準である場合がほとんどです。また、大手企業からベンチャー企業への転職はその逆と比較して容易であることも、大手企業へ就職する強みといえます。しかし、裁量についてはベンチャー企業に比べて明らかに少ないといわざるを得ず、自由度もないことから、やりがいを実感し難いといえます。そのほか、昇進がゆっくりとしていることも大手企業のデメリットでしょうね。

ベンチャー企業に就職するメリット

ベンチャー企業というからには、大手と比べて比較的大きな裁量権を有することができ、これによって、主体的な勤務が可能となるのは事実でしょうね。例を挙げれば、大手企業が上司に対して、何日間も指示を仰がなくてはならないことに対して、ベンチャー企業ではそのようなことはまずないと考えられるからです。このような意味において裁量権を有しているといえるでしょうね。

また、出世が早期にかないやすいことや、上司らとの距離感が近いこと、裁量権とともに、責任のある仕事に早期から取り組めること、自身とともに企業も成長が見込めることなどが挙げられます。大手企業にはあまりないベンチャー企業独自のものとしては、今後起業を検討しているために選択したというものもあります。

特に上司らとの距離感の点では、社長と毎日顔合わせできる可能性があるのは、大手企業にはないベンチャー企業の特色です。社長の思考や仕事のやり方について目の当たりにできる享受は計り知れないものがあるといえます。
この点、大手企業では、何らかの式典でしか社長を見たことがないという人も多くいます。しかし、ベンチャー企業では、社長と密接に関われる傾向が強いために、これを重視する人にとっては、ベンチャー企業を選択すべきといえます。

創業して間もない時点であれば、企業が成長することに応じて、重要なポストを獲得できる可能性が高いこともベンチャー企業のメリットです。

ベンチャー企業に新卒で就職するリスク

上記で述べたように成長に期待できるとはいえるのですが、研修期間が大手企業と比較すれば、とても少ない傾向にあります。この点、実際に現場での就業は大手企業よりもベンチャー企業のほうが早期である可能性も高く、早くから実績をあげることを要求されてきます。そうした点では、スキルを向上させるという意味合いにおいてはメリットと捉えられる反面、シビアであるといわざるを得ません。
よって、成長に期待できるという意味では、大手企業のほうが何枚も上手であり、ベンチャー企業では企業に食らいついてでも生き残るというハングリー精神が問われ続ける次第なのです。

裁量については、どの程度までのことを指すかによるというべきです。いくら社長と同じ目線になれるとはいえ、企業に対して何らの収益ももたらさないうちから、提案や取捨選択のみを実行できることはほぼありません。この点、成果を必ずあげるということであれば、裁量権を有することも可能な場合もあるようですが、主体的に勤務可能であるか否かよりは、主体的に勤務しなければならないと要求されているものとみるのが相当でしょうね。

自分から工夫を凝らし積極的に動かなければ、ベンチャー企業での成長は到底望めません。よって、ベンチャー企業では成長できないとまではいえないものの、各種勉強を自分自身で積極的に行っておく必要性が生じます。無論のこと、そうした主体性が備わっているのであれば、自力で成長できるといえるでしょう。

出世が早期であるという点においては、単に実力主義という場合がほぼ全てといっても過言ではありません。そのため、実力さえあれば年齢にかかわらず、出世や昇給の度合いも大きいのですが、何らの成果もないようであれば、大手企業ではかなっていた出世や昇給も実現しないことが多いです。

よって、相応の覚悟を要する実力次第の世界がベンチャー企業といえます。

自分にあったベンチャー企業をどう見極めるか

インターンシップを介してみると、ベンチャー企業を知り、なおかつ社長がどのような人物であるかを見極めていけるでしょうね。そして、ベンチャー企業で一般的なビジネスマナーに習熟した上で起業するといったことも有用です。

起業を検討しているのであれば、企業に就職する必要性は何らもないという意見を持っている人もいるようですが、必ずしもそうではないのです。無論のこと、何らも就職せずに起業することも悪いことではありませんし、起業した上で学習していくことも要求されてきます。単なるアイディアのみで起業できるものではないために、ベンチャー企業である程度のコツを学習してから起業することも全くのアリなのです。

ベンチャー企業に就職するに際して、まず留意すべき事項とはベンチャー企業で勤務していく、その覚悟が備わっているか、これに尽きると思われます。一にも二にも主体性が要求される世界であるために、基本的なビジネスに係る知識や経験を得ると同時に自ら思考し行動することを当然に要求されていきます。これを理解できるか否かではなく、事実行動としてなせるかといわれれば、とても難しいものなのです。

このようなことについては、実際にその企業に就業してみない限りは判然としてこないでしょう。この点からもインターンが適切なのです。特にフタを空けてみないことには何らも分からないベンチャー企業については、インターンシップ、それも長期のものがよいでしょう。

特に新卒であれば、なおさらのこと、ベンチャー企業に就職を希望しているのであれば、まずは長期インターンシップでの経験は有用といえるのです。無論のこと、様々な情報を先取することもおろそかにはできないのですが、それにも勝るものといえるのが、自己体験できる長期インターンシップなのですよ。

長期インターンシップを実施しているベンチャー企業は多く存在していますから、興味のあるベンチャー企業があれば、まずはインターンシップに参加してみてはいかがでしょう。

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最後に

以上のとおり、ベンチャー企業に就職を検討している就活生が把握しておくべき事項について解説してきました。自ら行動していく力さえ兼ね備えてさえすれば、成長の余地は明らかにあるといえます。ベンチャー企業における勤務に際しては、行動力が重要視されるために、もし迷っているようであれば、長期インターンシップに加わることにより、自己が本当に適正があるかを見極めていきましょう。

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